国内男子ツアーのカシオワールドオープン（高知県／Kochi黒潮カントリークラブ）初日は悪天候によるコースコンディション不良のため、スタートが約1時間30分遅れたことで、全選手がホールアウトできず、日没サスペンデッドとなった。

　賞金ランキング1位の今平周吾、浅地洋佑、嘉数光倫が通算6アンダー暫定首位タイ。今平は今大会に勝てば無条件で、単独2位から3位タイまででも、現在賞金ランク2位のショーン・ノリス（南ア）、3位の稲森佑貴、4位の市原弘大、5位の池田勇太、6位の星野陸也の結果次第では最終戦を待たずして初のマネーキングが決まる。

　以下、5アンダー暫定4位タイに崔虎星（韓）、朴ジュンウォン（韓）、スコット・ストレンジ（豪）と続き、カシオ所属の石川遼、香妻陣一朗は4アンダー暫定7位タイ。秋吉翔太は3アンダー15位タイ、前週大会Vの市原、出水田大二郎は2アンダー暫定25位タイ、池田、谷口徹はイーブンパー暫定55位タイで、稲森は2オーバー暫定82位タイ、星野は3オーバー暫定90位タイと大きく出遅れる結果となった。

　現在賞金ランク2位、今平を追うノリスは前半を3アンダーで折り返したところまでは上位争いを繰り広げたが、ハーフターン時のパッティング練習で器具を使ったとして1番で2打罰を科されてこのホールトリプルボギー。その後は5ボギーと完全にリズムを崩し、5オーバー暫定102位タイと苦しい初日となってしまった。

　尚、再開は翌23日の午前7時20分を予定している。

（写真提供：JGTO）