日本勢3人が挑む“WGC” 松山は昨年の雪辱なるか?
2014年11月5日(水)午後8:13
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昨年から米男子ツアーの賞金ランキング(2014-15シーズン)にも加算されることになった世界ゴルフ選手権(WGC)シリーズのWGC-HSBCチャンピオンズは現地時間6日、中国のシャーシャン・インターナショナルGCを舞台に開幕。世界の強豪が集う同大会で、松山英樹をはじめとする日本人選手が上位進出を狙う。
バーディ合戦となった昨年は、ダスティン・ジョンソン(米)が3打のリードを持って最終日をスタート。一時ディフェンディング・チャンピオンのイアン・ポルター(英)に首位の座を譲る場面もあったが、最終的には通算24アンダーというビッグスコアで初WGCタイトルを獲得した。
今年日本からは松山、岩田寛、竹谷佳孝の3人がエントリー。昨年はエース松山が第2Rスタート直前に背中痛を訴え棄権、最終日のチャージが期待された藤田寛之(今年は不出場)もバーディ合戦に乗り切れず50位タイ(日本勢最上位)に終わり、今ひとつだった日本勢だが果たして今年はどうか。
松山は先日のCIMBクラシックでも21位タイに入るなど直近の5試合でトップ25入り中。特にトータルドライビング(フェアウェイキープ率と飛距離をポイントに換算したもの)部門では4試合を消化した時点でトップに立つなどショットはキレキレだ。岩田、竹谷も今季は国内で結果を残しており、展開次第では上位進出もあり得る。
予選ラウンドでは松山が、2012年大会覇者で昨年単独2位のポルタ?、ハンター・メイハン(米)と厳しい組に。欧州ツアーのファイナル・シリーズの1戦でもある同大会には、他にも昨年単独3位のグラエム・マクドウェル(北アイルランド)、ジェイミー・ドナルドソン(ウェールズ)、ジャスティン・ローズ(英)、マーティン・カイマー(独)、セルヒオ・ガルシア(スペイン)らトップ選手が集結する。
決して易しい戦いにはならないだろうが、大会前のパワーランキング(優勝予想)で20位に名を連ねた松山ら日本勢の活躍に期待したい。