欧州男子
驚異の巻き返しでメンバー入りへ最後のアピール - メイド・イン・デンマーク マット・ウォレスの4日間
2018年9月5日(水)午後4:42
欧州ツアーのメイド・イン・デンマーク(8月30日~9月2日/デンマーク・シルケボー)で、マット・ウォレス(英)がプレーオフの末に優勝。今季3勝目を手にした。
今季既に2勝と充実のシーズンを送っているウォレスは、初日の1番をボギーとしたものの5番でバーディを取り返して、イーブンパーで折り返し。すると後半は11番から連続バーディ、14番、16番でスコアを伸ばし、4アンダー「68」でホールアウト。4打差の17位タイにつける。
インスタートの2日目も序盤の12番から連続ボギーと苦しい出だしとなったが、14番のイーグルで帳消しに。さらに1アンダーで折り返した3番パー4では再びイーグルを奪うと、5番から3連続バーディとチャージをかける。終盤こそスコアを落としたものの、連日の「68」で7位タイまで順位を上げて決勝ラウンドにコマを進める。
2打差を追って出たムービングサタデーは、上位勢が伸ばし合いの展開となるなかで、ウォレスも前半で5バーディ、後半で3バーディを記録して、トータル8バーディ、2ボギー6アンダー「66」をマーク。トップとの差は2ストロークと変わらずも、単独5位に浮上して最終日を迎える。
3勝目に向けて上位にプレッシャーをかけたい最終日だったが、ウォレスは3番から連続ボギーと痛恨の失速。しかし、ここから底力を見せて8番から折り返しを挟んで3連続バーディとすると、上がり6ホールで5バーディと猛チャージ。通算19アンダーまで一気にスコアを伸ばすと、リー・ウェストウッド(英)、ジョナサン・トムソン(英)、スティーブン・ブラウン(英)と並んでプレーオフへと突入する。
18番で行われたプレーオフは1ホール目でウォレスとブラウンがバーディを奪って2ホール目に進出。さらに2ホール目でもウォレスはバーディとすると、ブラウンはパーにとどまって決着となった。
この勝利はウォレスにとって大きなアピールとなったことは間違いない。現地時間5日に予定されているライダーカップ欧州チームのキャプテンピック発表に向けて、ウォレスは常にメンバー入りを希望してきた。主将を務めるトーマス・ビヨーン(デンマーク)に「自分が何をできるのか証明することが出来たと思う」と発表前最後のアピールに喜びを表した。
もちろん候補者がひしめく欧州チームにあって、ビヨーンがウォレスを選択しない可能性もある。「もし彼が自分を選ばなくても、全く構わないんだ。自分が困難に直面した時は自分に対して『君なら大丈夫だ。出来ることをやって、このパットを決めるんだ』と鼓舞する」と話した。まさにこの気持ちが、優勝争いから脱落しかけた日曜日の前半からの巻き返しに繋がった。
「成し遂げることが出来て、スーパーハッピーだよ」と笑顔で語ったウォレスに、朗報は再び届くだろうか。
欧州男子ツアー「メイド・イン・デンマーク」で、タイトリスト・ボールプレーヤーのマット・ウォレス(プロV1使用)がプレーオフを制し今季3勝目を挙げた。米国女子ツアー「キャンビア・ポートランド・クラシック」で、タイトリスト・ボールプレーヤーのマリナ・アレックス(プロV1使用)が逆転でツアー初優勝を飾った。また、国内女子ツアー「ゴルフ5レディス プロゴルフトーナメント」では、申ジエ(プロV1使用)がプレーオフを制し今季2勝目を飾った。
(ボール使用数は延べ数です。2018年9月3日時点・ダレルサーベイ社調べ)
今季既に2勝と充実のシーズンを送っているウォレスは、初日の1番をボギーとしたものの5番でバーディを取り返して、イーブンパーで折り返し。すると後半は11番から連続バーディ、14番、16番でスコアを伸ばし、4アンダー「68」でホールアウト。4打差の17位タイにつける。
インスタートの2日目も序盤の12番から連続ボギーと苦しい出だしとなったが、14番のイーグルで帳消しに。さらに1アンダーで折り返した3番パー4では再びイーグルを奪うと、5番から3連続バーディとチャージをかける。終盤こそスコアを落としたものの、連日の「68」で7位タイまで順位を上げて決勝ラウンドにコマを進める。
2打差を追って出たムービングサタデーは、上位勢が伸ばし合いの展開となるなかで、ウォレスも前半で5バーディ、後半で3バーディを記録して、トータル8バーディ、2ボギー6アンダー「66」をマーク。トップとの差は2ストロークと変わらずも、単独5位に浮上して最終日を迎える。
3勝目に向けて上位にプレッシャーをかけたい最終日だったが、ウォレスは3番から連続ボギーと痛恨の失速。しかし、ここから底力を見せて8番から折り返しを挟んで3連続バーディとすると、上がり6ホールで5バーディと猛チャージ。通算19アンダーまで一気にスコアを伸ばすと、リー・ウェストウッド(英)、ジョナサン・トムソン(英)、スティーブン・ブラウン(英)と並んでプレーオフへと突入する。
18番で行われたプレーオフは1ホール目でウォレスとブラウンがバーディを奪って2ホール目に進出。さらに2ホール目でもウォレスはバーディとすると、ブラウンはパーにとどまって決着となった。
この勝利はウォレスにとって大きなアピールとなったことは間違いない。現地時間5日に予定されているライダーカップ欧州チームのキャプテンピック発表に向けて、ウォレスは常にメンバー入りを希望してきた。主将を務めるトーマス・ビヨーン(デンマーク)に「自分が何をできるのか証明することが出来たと思う」と発表前最後のアピールに喜びを表した。
もちろん候補者がひしめく欧州チームにあって、ビヨーンがウォレスを選択しない可能性もある。「もし彼が自分を選ばなくても、全く構わないんだ。自分が困難に直面した時は自分に対して『君なら大丈夫だ。出来ることをやって、このパットを決めるんだ』と鼓舞する」と話した。まさにこの気持ちが、優勝争いから脱落しかけた日曜日の前半からの巻き返しに繋がった。
「成し遂げることが出来て、スーパーハッピーだよ」と笑顔で語ったウォレスに、朗報は再び届くだろうか。
欧州男子ツアー「メイド・イン・デンマーク」で、タイトリスト・ボールプレーヤーのマット・ウォレス(プロV1使用)がプレーオフを制し今季3勝目を挙げた。米国女子ツアー「キャンビア・ポートランド・クラシック」で、タイトリスト・ボールプレーヤーのマリナ・アレックス(プロV1使用)が逆転でツアー初優勝を飾った。また、国内女子ツアー「ゴルフ5レディス プロゴルフトーナメント」では、申ジエ(プロV1使用)がプレーオフを制し今季2勝目を飾った。
(ボール使用数は延べ数です。2018年9月3日時点・ダレルサーベイ社調べ)