復帰後、全英オープン6位タイ、全米プロ単独2位と印象的な活躍を見せるタイガー・ウッズ（米）。かつてのNo.1はここ数年でもっとも忙しいシーズンを送っている。

　今後数週間でツアー選手権（現地時間9月20～23日／ジョージア州、イースト・レイクGC）、ライダーカップ（9月28～30日／フランス、ル・ゴルフナショナル）もスケジュールに加えられる可能性が高く、そうなれば9週間で7つのイベントをこなすことになる。

　今週から開幕するザ・ノーザン・トラストに備えて火曜日に練習を行ったウッズはいまは「あまり過度に練習せず、自分のペースを調整することを心掛けている」と明かした。「今年もっとも難しいことのひとつが適切なバランスを見つけることだった。夏が進むにつれて、より良くなっていると感じている。これは非常に重要なストレッチだよ」。

　今年はすでに14のイベントを消化しているが、これは16試合に出場した2013年以来最多の数字だ。ウッズは今週のイベントを皮切りに、最初の3回のプレーオフイベントに出場予定。現在フェデックスランク20位と、イースト・レイク行きのチケット獲得も濃厚だ。ツアー選手権はライダーカップにキャプテンピックで出場する可能性が高い。