欧州男子
苦労人が掴んだ初優勝 - ポルシェ ヨーロピアンオープン リチャード・マッケボイの4日間
2018年7月31日(火)午後1:36
欧州男子ツアーのポルシェ ヨーロピアンオープン(現地時間7月26日~29日/ドイツ・グリーンイーグルGC)でリチャード・マッケボイ(英)が通算11アンダーでツアー初優勝を飾った。
前週に欧州チャレンジツアーの「ル・ヴォードライユ・チャレンジ」を優勝したマッケボイ。今季トップツアー11試合目となった今大会の初日は5バーディ、3ボギーとやや出入りの激しい内容となりながらも2アンダー70をマークし、トップと4打差の27位タイにつける。
すると午後組のアウトスタートとなった2日目は、出だしの1番からバーディが先行。1アンダーで迎えた9番からはハーフターンを挟んで3連続バーディをマークして、一気にスコアを伸ばすと、上がり4ホールを1イーグル、1バーディとして7アンダー「65」のチャージ。トップを走るブライソン・デシャンボー(米)と1打差の2位タイで予選ラウンドを通過する。
迎えたムービングサタデーは、雷雲接近による3時間近い中断も挟みながらフィールド全体が我慢の展開を強いられるなかで、4バーディ、1ボギーの3アンダー69とスコアを伸ばして、ついにデシャンボーを捉えた首位タイに。1バーディに終わった後半は「いくつかチャンスを逃すこととなってがっかりだが、中断を挟んでコンディションが難しくなった」と分析。カテゴリーは違えど、2週連続となる優勝争いに「気持ちの持ち方は先週と変わらない。良いプレーが出来ているし、自分にプレッシャーをかけすぎないようにするよ」と最終日への意気込みを見せた。
そして、最終組でスタートした日曜日は前半でスコアを落としながらも、一時2打差の単独首位に。12番から連続ボギーを喫してデシャンボーにかわされるも、15番のバーディで再びトップに浮上する。目まぐるしく変わるトップ争いはデシャンボーが上がり4ホールで5オーバーと失速したのに対して、マッケボイは18番をバーディとして決着。悲願のトロフィを手にした。
チャレンジツアーでは通算3勝を誇るものの、2003年にQスクールを優勝した後は欧州ツアーのシード権を確保できたのは2回のみと苦労人のマッケボイ。通算285試合目での優勝に「信じられないぐらい素晴らしいことだ。長い間、この瞬間を待っていた。プロになってから17年間、ツアーへの出入りを繰り返し、多くの努力をしてきたし、悪い年も良い年もあった。今までは報われなかったが、今日の18番グリーンは自分の時間だった」とこれまでのキャリアを振り返り、喜びを表した。
トロフィを手にすると感無量といった表情を見せたマッケボイだが、カテゴリーを跨いでの2週連続優勝のきっかけとなったのは2週間前の出来事だったようだ。「クイーンウッドでのプロアマ戦に出場してコースレコードを出した。ローリー・マキロイやジャスティン・ローズ、アダム・スコットといった面々に勝利することができて自信を取り戻すことが出来た。そして、先週の優勝はそれを加速させるきっかけになったんだ」とプレーへの自信が引き寄せた初優勝だった。
それは、最終18番のプレーにも表れていた。パー5の2打目でレイアップを選択すると、3打目のアプローチでのぼりの6メートルにつけてバーディを奪取。このレイアップの選択は「キャディの助言を押し切って選んだ。絶好のチャンスを作ることができたね」と話した。この勝利で世界ランキングは136人抜きの139位に浮上。苦労人の39歳が、今後どのようなキャリアを歩むのか注目だ。
欧州男子ツアー「ポルシェ ヨーロピアンオープン」で、タイトリスト・ボールプレーヤーのリチャード・マッケボイ(プロV1x使用)がツアー初優勝を挙げた。国内女子ツアー「大東建託・いい部屋ネットレディス」で、タイトリスト・ボールプレーヤーの黄アルム(プロV1使用)が、イ・ミニョン(プロV1使用)との一騎打ちで迎えたプレーオフ1ホール目でバーディを奪って勝負を決し、今季初、ツアー通算2勝目を手にした。また、米国女子ツアー「アバディーンスタンダードインベストメンツ 女子スコットランドオープン」では、タイトリスト・ボールプレーヤーのアリヤ・ジュタヌガン(プロV1x使用)が今季3勝目、米国女子ツアー通算10勝目を挙げた。
【関連】Titleist - the #1 ball in golf | Golf Company | Golf Balls - Titleist.co.jp
前週に欧州チャレンジツアーの「ル・ヴォードライユ・チャレンジ」を優勝したマッケボイ。今季トップツアー11試合目となった今大会の初日は5バーディ、3ボギーとやや出入りの激しい内容となりながらも2アンダー70をマークし、トップと4打差の27位タイにつける。
すると午後組のアウトスタートとなった2日目は、出だしの1番からバーディが先行。1アンダーで迎えた9番からはハーフターンを挟んで3連続バーディをマークして、一気にスコアを伸ばすと、上がり4ホールを1イーグル、1バーディとして7アンダー「65」のチャージ。トップを走るブライソン・デシャンボー(米)と1打差の2位タイで予選ラウンドを通過する。
迎えたムービングサタデーは、雷雲接近による3時間近い中断も挟みながらフィールド全体が我慢の展開を強いられるなかで、4バーディ、1ボギーの3アンダー69とスコアを伸ばして、ついにデシャンボーを捉えた首位タイに。1バーディに終わった後半は「いくつかチャンスを逃すこととなってがっかりだが、中断を挟んでコンディションが難しくなった」と分析。カテゴリーは違えど、2週連続となる優勝争いに「気持ちの持ち方は先週と変わらない。良いプレーが出来ているし、自分にプレッシャーをかけすぎないようにするよ」と最終日への意気込みを見せた。
そして、最終組でスタートした日曜日は前半でスコアを落としながらも、一時2打差の単独首位に。12番から連続ボギーを喫してデシャンボーにかわされるも、15番のバーディで再びトップに浮上する。目まぐるしく変わるトップ争いはデシャンボーが上がり4ホールで5オーバーと失速したのに対して、マッケボイは18番をバーディとして決着。悲願のトロフィを手にした。
チャレンジツアーでは通算3勝を誇るものの、2003年にQスクールを優勝した後は欧州ツアーのシード権を確保できたのは2回のみと苦労人のマッケボイ。通算285試合目での優勝に「信じられないぐらい素晴らしいことだ。長い間、この瞬間を待っていた。プロになってから17年間、ツアーへの出入りを繰り返し、多くの努力をしてきたし、悪い年も良い年もあった。今までは報われなかったが、今日の18番グリーンは自分の時間だった」とこれまでのキャリアを振り返り、喜びを表した。
トロフィを手にすると感無量といった表情を見せたマッケボイだが、カテゴリーを跨いでの2週連続優勝のきっかけとなったのは2週間前の出来事だったようだ。「クイーンウッドでのプロアマ戦に出場してコースレコードを出した。ローリー・マキロイやジャスティン・ローズ、アダム・スコットといった面々に勝利することができて自信を取り戻すことが出来た。そして、先週の優勝はそれを加速させるきっかけになったんだ」とプレーへの自信が引き寄せた初優勝だった。
それは、最終18番のプレーにも表れていた。パー5の2打目でレイアップを選択すると、3打目のアプローチでのぼりの6メートルにつけてバーディを奪取。このレイアップの選択は「キャディの助言を押し切って選んだ。絶好のチャンスを作ることができたね」と話した。この勝利で世界ランキングは136人抜きの139位に浮上。苦労人の39歳が、今後どのようなキャリアを歩むのか注目だ。
欧州男子ツアー「ポルシェ ヨーロピアンオープン」で、タイトリスト・ボールプレーヤーのリチャード・マッケボイ(プロV1x使用)がツアー初優勝を挙げた。国内女子ツアー「大東建託・いい部屋ネットレディス」で、タイトリスト・ボールプレーヤーの黄アルム(プロV1使用)が、イ・ミニョン(プロV1使用)との一騎打ちで迎えたプレーオフ1ホール目でバーディを奪って勝負を決し、今季初、ツアー通算2勝目を手にした。また、米国女子ツアー「アバディーンスタンダードインベストメンツ 女子スコットランドオープン」では、タイトリスト・ボールプレーヤーのアリヤ・ジュタヌガン(プロV1x使用)が今季3勝目、米国女子ツアー通算10勝目を挙げた。
(ボール使用数は延べ数です。2018年7月29日時点・ダレルサーベイ社調べ)
(写真提供:Getty Images) 【関連】Titleist - the #1 ball in golf | Golf Company | Golf Balls - Titleist.co.jp