メジャー第3戦 第147回全英オープンゴルフ選手権（スコットランド カーヌスティ・ゴルフリンクス）に出場する小林正則が、今大会の解説を務める内藤雄士氏のインタビューに答えた。

―カーヌスティはどうですか？

　難しいです。フェアウェイが硬いので何ヤード転がるかが想像を超えるときがあって、予期してないバンカーに思いがけないクラブで入ったりするので想像するのが凄く難しいです。

―小林選手の武器である飛距離を活かせるホールはありますか？

　ドライバーは数回使います。そもそも僕の場合刻んでもフェアウェイにいく保証はないので、それだったらちょっとでも前に行った方が良いのかなって感じです。グリーンはまだ止まるので、下手したらグリーンに直接落下させた方が上手くいく場合があるのかなと思います。

―攻め方としては色々ある？

そうですね。風とか雰囲気で決める感じになりそうです。

―ポイントになってくるホールはありますか？

　バーディが取れるホールはほぼ無いと言ってもいいんですけど、14番のロングだけは刻んでも2オン出来るので、ティーショットがフェアウェイにさえ行けば、バーディをとれる確率はありますね。

―15番以降について

　15番以降は難しいです。特に17番は難しいです。ドライバーで普通に打たせてもらえると助かるんですけど、270～280ヤード地点にクリークが流れているので、ドライバーの選択は無い。スプーンで打ってもちょっとつかまったら左のクリークに近くてはまるし、飛ばないと手前の池に入っちゃうので、縦の幅で落とさないといけなくて、セカンドは200ヤード近く残るので本当に難しいです。

―最後に意気込みを

楽しむ余裕は無いので、なんとか予選通過を目指して頑張りたいなと思います。