19日、欧州ツアーを主戦場とする谷原秀人がターキッシュ エアラインズと2年間のアンバサダー契約を締結。千葉県市原市の森永高滝カントリークラブにて締結式が行われた。

　これまでに同社はFCバルセロナ所属とのリオネル・メッシ（アルゼンチン）、NBAのロサンゼルス・レイカーズで活躍したコービー・ブライアント（米）との契約経験があったが、プロゴルファーとの契約は谷原が初めてとなる。

「専属契約プロになれて光栄に思っている。本当にありがたい。去年より欧州を転戦している中でTKさんにフォローしてもらえることで世界を転戦する際の負担を軽くしてもらえる」と谷原は感謝を伝え「何より欧州ツアーは移動が一番大変。僕も40歳になりますが、まだまだ世界で頑張って、どんどん戦って、世界一を目指して戦いたい」と意気込んだ。

　ターキッシュ エアラインズ東京支社長のメフメット・アカイ氏は「世界中のツアーで活躍している谷原さんをサポートできるのは嬉しい。世界中で戦う時にはTKアンバサダーとして頑張ってもらう」とコメント。

　また、同社は来年に30周年を迎えるので、東京便の増便、大阪便を就航させたいと目標を語り、日本語ができる飛行機内スタッフも多く、ビジネスクラスにはシェフもおり、NHKライブを含め世界中の番組を日本語字幕で楽しめるとアピールした。

　今後の予定について谷原は、次週のボルボ中国オープン（現地時間26日／中国、トップウィンG＆CC）に出場予定とし「ロレックスシリーズのひとつがターキッシュ エアラインズなので頑張ります」とホストプロとしてトルコ航空オープン（現地時間11月1日／トルコ、レグナムカーヤゴルフ＆スパリゾート）での優勝を目指す。