ゴルフネットワークでスタートした新番組「みんなのPGAツアー」で、PGAツアーを愛する有名人が熱い思いを語る「私とPGAツアー」。今月は、「PGAツアー大好き芸人」を自認する人気お笑いコンビ・おぎやはぎの矢作兼さんにお話を伺いました。
 

やっぱりタイガーは格が違う・勝ったら涙がでるかも

　PGAツアーを好きになったきっかけですか。そうだなぁ、意外と実は小学生の時から日曜日のゴルフ中継を見ているタイプだったんですよ。PGAツアーは・・・、やっぱりタイガー・ウッズじゃないですかね、4大メジャーとか楽しみに見るようになったのは。96年ごろ・・・22年前くらいにタイガーが登場して。ちょうどゴルフを始めた時ですね。

　タイガーの復活は見たいですよね。タイガー・ウッズが勝つときはスーパーミラクル起こすから。ありえないスーパーショットしますから。タイガーが勝ったら、涙が出るかもしれない。今はマキロイ、ガルシアとかいっぱいいるけど。。。やっぱりすごいのはタイガー・ウッズでしょ。格が違う。バスケでいうマイケル・ジョーダンみたいな。 

　結局、リカバリーがすごいんだよね。ラフに入れてからとか、いちいちそういうことやってくれるしでしょ。フェアウェイ、フェアウェイっていう正規のルートを通っていけるのがもちろん一番すごいんだけど、ちゃんとアクシデント起こしてくれるんですよね。「そっから？？そこから乗せる？？」みたいな。スーパースターの条件でしょうね。わざわざ自分を追い込んで、自分に打ち勝って優勝する、ドラマみたいな勝ち方してくれますからね。一番強かった時のタイガーって、そうでしたよね。
 
　で、（石川）遼くんもそういうところありますよね、遼くんもトラブル、、魅せますもんね、わざわざ。遼くんはそういうところに魅せられてきたんでしょうね。本当はプロなんだから、フェアウェイキープ率が高い方がいいのに、それが悪いっていうのが、いいですよね（笑）
 

お正月のマウイ島で松山英樹に遭遇・PGAツアーのプレーに驚愕

　そうそう、お正月に芸能人ぽくハワイへ（笑）、マウイ島へゴルフに行ったら、ちょうど2018年の開幕戦（セントリー・トーナメントオブチャンピオンズ）をやっていて。で、空港のターンテーブルにみたこともない超デカイ荷物があったんですよ。「ああ、誰かツアープロのかな」と思っていたら、その大きいスリクソンのバッグを拾う男がいて。それが松山英樹だったという。思わず、なんの躊躇もなく「すいません、頑張ってください」と握手を求めちゃったんだよね。向こうも二度見してたから、気づいたと思うんだけど（笑）。

　（セントリー・トーナメントオブチャンピオンズは）プロアマ戦を見に行きました。一番びっくりしたのがドライバーの音。ああいう音なんだ・・・と。素人ながら飛ばし屋っていうのは見たことあるけど、僕らのは芯を食っても「カーン」って高い音。PGAツアーの選手のドライバーの音って、みんなそうなんだけど、「ドンッ！」って音。こんな音なの？まじ？みたいな。あと、まあ曲げない。ボールも高い。ティーもクラブのロフトも低いし浅いのに、ボールが高い。
 
　松山選手は、どこかのホールで2打目を打ち上げになるバンカーに入れちゃった。打ち上げというか、砲台で残り5〜60ヤード。それを、ベタピン。どういう感覚なの？？？って。もう、全く参考にならない。攻め方とかも全く参考にならないよね（笑）。

　松山選手は、いつ優勝してもおかしくない。（PGAツアーには）すごい人しかいないのに、全く引けを取らないし、その中でも一番上手い時だってあるんだもん。松山選手は体調がよければいつでも優勝できる。僕も今、親指痛くて・・1週間くらい握ってなくて、松山選手の気持ちわかりますよ（笑）
 

僕もみんなもPGAツアー大好き！

　PGAツアーを楽しんでいくには、、、ゴルフネットワークを見てればいいでしょ（笑）。うちはほとんどゴルフネットワークが付いてます。中継は、トラックマンが出てきてから一気に面白くなった。飛球線が見れるからね。直接見ると追いかけられるけど、テレビだと追いかけられないもんね。アレ、いいですよね。ババ・ワトソンとか、ドローとかフェードじゃなくてスライスで飛んでるってわかるし。
 
　「PGAツアーを見てください」なんておこがましくて言えない。だってみんなPGAツアー好きなの知っているから（笑）。僕もPGAツアーの大ファン。タイガーの復活、松山英樹のメジャー初優勝、今年あるでしょ。普通に起こるから、それを見逃さないように！

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