テキサス州のオースティンCCで開催中の世界ゴルフ選手権シリーズのWGC-デルテクノロジーマッチプレーで準決勝進出を決めたジャスティン・トーマス（米）が、大会の結果次第で世界ランキング1位に立つことが分かった。

　今大会開幕直前に体調不良を訴え、3キロほど体重が落ち、欠場の可能性があった現在世界ランキング2位のトーマス。しかし、大会に参戦すると、ここまで5戦全勝と圧倒的な強さで準決勝進出を決めている。

　そして、大会最終日に行われるババ・ワトソン（米）との準決勝に勝利すると、57週連続で世界ランク1位を堅持するダスティン・ジョンソン（米）を上回り、自身初の世界No.1に上り詰めることになるようだ。

　4日目の競技終了後、世界No.1に立つ可能性があることについて問われたトーマスは「いつ世界一になったってかまわない。僕はただ、そのうちに1番になれればいいとだけ願っている。その経験があったわけではないから何て言えばいいのか分からないが、明日そうれなればなおさら良いと思う」とワトソンとの対戦を見据えた。

（写真提供：Getty Images）