米男子ツアーのキャリアビルダーチャレンジ初日を終え、1イーグル、8バーディの10アンダー62で単独トップに立ったジョン・ラーム（スペイン）。ツアーでは「64」が自身が叩き出した最少スコアだったが、「62」に更新された。

　昨季大会では3日目にアダム・ハドウィン（カナダ）が「59」を記録。その数字がラームの頭にちらついていたようだ。「調子が良くて頭の中で、60、59って考え出したけど、先走りしないようにした。しっかりプレーし続ければたくさんバーディを奪えると思っていて、結果的に上手くいったね」と米ゴルフチャンネルのインタビューに答えた。

　ハドウィンの「59」には3打及ばなかったが「それがゴルフ。全てのパットを決められるわけじゃない、毎ショット完璧に打てるわけじゃない。最終ホールでバーディを決めれたし、パーもいくつか上手く拾えて10アンダー。これ以上望めないよ」と非常に満足な様子。

　昨季は欧州ツアーで2勝を挙げ新人王に輝き、ファーマーズインシュランスオープンで米男子ツアー初優勝を飾った。現在世界ランク3位のラームは、このまま調子を維持して勝利をつかむことはできるだろうか？

（写真提供：Getty Images）