米男子ツアーのセントリー・トーナメント・オブ・チャンピオンズ最終日を終え、通算14アンダー4位タイとなったリッキー・ファウラー（米）。初日は花柄シャツ＆裾だしとハワイアンファッションでプレーし注目を集めた。この服装について、同ツアーコミッショナーのジェイ・モナハン氏が絶賛した。

「ファンタスティックだと思った。リッキーは心暖かい人間で、ハワイの文化を尊重してあのファッションに決めた。彼にだけでなく、この大会、ハワイに注目を集めてくれた」

　また、ザ・プレーヤーズ選手権などでカジュアルな服装で回ることに関しては「徐々にそのようなウェアを着用する選手が出てくるだろう。ルールやポリシーも変わってきているし、若い選手はオシャレに気を使っている。彼らとともに（服装について）考えていきたいと思う。大きなエナジーを生み、ゴルフコースが華やかになるからね。私の子供たちはリッキーの事を”とても格好いい”と言っていたよ（笑）」とジュニア世代からもファウラーは人気があるようだ。

　最終日は母校オクラホマ州立大学のスクールカラー”オレンジ”のウェアで決めた。優勝とはならなかったが、昨シーズンと変わらず安定したゴルフを展開。「一番の目標はメジャーで優勝すること。去年もメジャー大会で良いゴルフができたけど、日曜日にトップで終えるためには、もっと頑張らなくてはいけない」と2018年の初戦開幕前に語ったように、今年こそはメジャー初制覇となるだろうか？　プレーとファッションに引き続き注目だ。