米男子ツアーの2018年初戦 セントリー・トーナメント・オブ・チャンピオンズ（現地時間4日／ハワイ州、プランテーションC at カパルア）に出場する世界ランク1位のダスティン・ジョンソン（米）が会見で、年間9勝も可能だと語った。

　ジャスティン・トーマス（米）が昨季5勝を挙げ、年間王者にも輝いたが2000年のタイガー・ウッズ（米）のように年間9勝を挙げる選手はまだ現れていない。しかしジョンソンは可能だと考えているようだ。「自分ならできると思う。最高の選手が多くいるから、良いプレーをしないといけないけれど可能だと思う」と自信満々の様子。

　確かに昨季序盤のジョンソンは絶好調だった。マスターズ前に出場した3試合とも優勝と最高の状態でメジャー初戦を迎えるはずだったが、開幕前日に宿舎の階段から転落。腰を痛めてしまい、スタート前に棄権せざるを得なかった。

「回復するのに時間がかかった。2010年に膝を怪我したくらいで、ほとんど怪我をしたことがない。膝を怪我した時は6週間くらいで完治したし、スイングへの影響は全くなかった。でも腰の怪我はスイングローテーションに大きく影響した」

　怪我をしていなければグリーンジャケットに袖を通していたかもしれないし、その後のスイングに影響が出ていなかったかもしれない。今年は怪我することなく多くの勝利数を積み重ねることはできるだろうか？