2週連続Vを狙うベルンハルト・ランガー（独）が好位置に浮上した。

　米チャンピオンズツアーのAT＆Tチャンピオンズ・クラシックはカリフォルニア州バレンシアのバレンシアCCを舞台に現地時間の15日、第2ラウンドを終了。この日6バーディ、2ボギーの4アンダー68をマークしたランガーが通算5アンダーとし、単独トップのブラッド・ブライアント（米）に2打差の2位タイと、前週の東芝クラシックに続く今季2勝目に向け絶好のポジションを確保した。

　同じく2位タイにはここ2年連続で賞金王に輝いているジェイ・ハース（米）と、毎年ハースと激しい賞金王レースを演じているローレン・ロバーツ（米）らがつけたが、ディフェンディング・チャンピオンのトム・パーツァー（米）は最終ホールでボギーを叩いて通算4アンダー。第1ラウンドの2位から7位タイへ順位を下げた。また前日のトーナメントリーダー、ニック・プライス（ジンバブエ）は前半4つのボギーと1つのダブルボギーを叩き、通算1アンダー17位タイに後退している。

　また日本勢は、初日6位タイの好発進を見せた尾崎直道が、4バーディ、6ボギーと出入りの激しいゴルフで2つスコアを落とし、通算イーブンパー20位タイへ。5番からの3連続ボギーが痛かった。もう1人の青木功は出遅れを挽回しようと張り切ったが、2バーディ、3ボギー、1ダブルボギーの3オーバー75にとどまり、通算8オーバー66位タイに低迷している。