タイガー・ウッズ（米）の元コーチ、ブッチ・ハーモン氏は、ヒーロー・ワールドチャレンジでウッズが見せたプレーに驚いていると『Sky Sports』に語った。

「私が驚いた点は2つある。1つ目は、スイングが自然なこと。前までは上下の無駄な動きがあったが、今は全くない。スイングスピードも取り戻している。2つ目は、皆もわかるだろうが、腰の痛みが消えている。今のタイガーのスイングが好きだ」

　また、ウッズがメジャー大会で再び勝利する可能性に関しては、「2018年にタイガーが勝てるかって？　それは彼も考えていると思うし、出場すれば勝てると思っているんじゃないかな。10年間コーチを務めたが、タイガーに不可能なことはないよ」とハーモン氏。

　2018年最初のメジャー大会はマスターズ（現地時間4月5日／ジョージア州、オーガスタ・ナショナルGC）。ウッズが最後に今大会を制したのは2005年で、プレーオフの末、クリス・ディマルコ（米）を下した。最終日の後半16番パー3で、グリーン左奥からチップインバーディを奪ったのは伝説のシーンとなっている。