アジアンツアーが史上最大規模で開幕する。

　現地時間7日にインドのニューデリーで行われる新規トーナメント、エマール-MGFインディアン・マスターズを皮切りに、WGCや欧州、豪州、日本ツアーなどとの共催も含めて全部で30試合以上が行われ、賞金総額も3,000万ドル（約32億円）を超えている。

　試合数があいまいなのは、1月に予定していた開幕戦のパキスタンオープンが中止になったように、同ツアーではスケジュールの直前変更は日常茶飯事だからだ。それでも他ツアーとの共催も増え、徐々にしっかりとしてきたのは確か。さらに共催によって選手のレベルは格段に上昇。メジャーの舞台にも進出し始めているだけに、目の離せないツアーとなっている。

　新規トーナメントの中には、9月に大阪で行われる日本ツアーと共催のアジアパシフィック パナソニックオープン（茨木カンツリー倶楽部 西コース）もある。日本との交流も盛んになってきており、相互の切磋琢磨が楽しみだ。