国内女子ツアーのファイナルQT（クォリファイングトーナメント＝予選会）は30日、千葉県の東急セブンハンドレッドクラブ 東コースを舞台に第2ラウンドの競技を終了。ジョン・ジェウン（韓）が通算6アンダーで単独首位に立つ中、永井花奈、高橋恵ら今年のプロテストに合格したルーキーが8位タイにつけた。

　1打差の2位タイに、この日「65」をマークした22歳の武尾咲希、ユン・チェヨン（韓）、工藤遥加ら5人。通算4アンダー単独7位に5バーディ、1ダブルボギーで回った濱田茉優がつけ、永井、高橋と同じ8位タイグループには20歳の竹内美雪、三ヶ島かなといった若手が並んでいる。

　注目選手では、通算1オーバー34位タイに有村智恵、川岸史果ら。ツアー優勝を経験している一ノ瀬優希、前田陽子といった実力者は2オーバー41位タイとなった。来季の出場権は上位35名程度に与えられるため、明日以降の巻き返しに期待したい。

　一方ボーダーライン下位にいるのは、通算4オーバー62位タイの香妻琴乃、北田瑠衣、鬼澤信子。2013年度の賞金女王・森田理香子は3バーディ、2ボギー、1ダブルボギーの1オーバー73で回り、諸見里しのぶらと並んで通算6オーバー77位タイに沈んでいる。