来年から本格的な薬物検査の実施を決めている米男子ツアーでは、現在アンチドーピングマニュアルを選手に配り、意識改革を促している。

「マニュアルが分厚くてね。読むのが大変なんだ。でも半分くらいは読み切った」と言うのは、現在自らがホストを務めるターゲット・ワールド・チャレンジに出場中のタイガー・ウッズ（米）。薬物検査の実施時期は、これまたタイガーがホストを務めるAT＆Tナショナル直後の7月8日（08年）に決まっており、それまでに選手たちは“分厚い”マニュアルと格闘し、薬物に対する正しい知識と習慣を身につけなければならない。

「専門家にチェックしてもらっているから心配ないと思う」と“アンチドラッグ”対策は万全と言うタイガー。果たして来季、ツアーにはどんな変化が起こるのだろうか？