リチャード・フィンチ（英）が後続に3打差をつけて単独トップに立った。

　欧州、豪州両ツアー共催のマイケルヒル・ニュージーランド・オープン（ニュージーランド、ザ・ヒルズGC）は現地時間の1日、第3ラウンドの競技を終了。上がり2ホール連続を含む9バーディ（1ボギー）を奪ったフィンチが通算14アンダーまでスコアを伸ばして、前日の4位タイから首位に浮上した。前日のトーナメントリーダー、スティーブン・ボウディッチ（豪）はスコアを1つしか伸ばせず、フィンチに3打差の2位に後退している。

　また1イーグル、8バーディの10アンダー62と爆発したピーター・ファウラー（豪）が通算10アンダーで、41位タイから単独3位にジャンプアップ。14年前にニュージーランド・オープンを制した実績を持つベテランは、コースレコードを塗り替えただけでなく、大会新記録でごぼう抜きを演じた。

　その他、第1ラウンドから快調なプレーを続けてきた日本でもお馴染みのポール・シーハン（豪）は、通算8アンダーで2位から4位タイに後退。世界最年長記録で予選を突破した71歳のボブ・チャールズ（ニュージーランド）は、2日連続のエージシュート（第3ラウンドは1アンダー71）で通算2アンダー。堂々の34位タイにつけている。尚、地元のヒーロー、マイケル・キャンベル（ニュージーランド）は予選で姿を消している。