来季の国内女子ツアー出場順位を決める、ファイナルクォリファイングトーナメント（QT）は11月30日、静岡・葛城GC山名Cで最終ラウンドの競技を行った。この日ノーボギーの6アンダー66で回り、通算9アンダーまでスコアを伸ばしたイン・ウンア（韓）が2位の表純子に8打差をつけ、トップ通過を果たした。

　4日間、72ホールストロークプレーで争われ、ストローク順位により来季の日本女子プロゴルフ協会が公認するLPGAツアートーナメント及び、LPGAステップ・アップ・ツアーへの出場優先順位が決定するファイナルQT。102人の選手が出場した中、その他の上位は小川あいが通算イーブンパー3位、東妻茜が通算1オーバー4位。また、9月の日本女子プロゴルフ選手権で優勝争いをしながらスコアカード不備で失格となり、賞金ランキング52位でシード落ちした大場美智恵も、通算5オーバー8位と上位でフィニッシュしている。