米男子ツアーのザ・CJカップが現地時間10月19日、韓国のナインブリッジを舞台に開幕。米ゴルフチャンネルによると北朝鮮の核実験を受け、出場するか否か検討している選手がいるようだ。

　今シーズンからの新規大会となるザ・CJカップは、賞金総額925万ドル（日本円で約10億円）で、78選手が出場。米男子ツアーから60選手、残り18選手は韓国国内選手や招待選手枠から選ばれる。

　出場予定の主な選手は、ジャスティン・トーマス（米）、ジェイソン・デイ（豪）、アダム・スコット（豪）、ポール・ケイシー（英）、キム・シウ（韓）。また、欧州ツアー3勝のラファエル・カブレラ-ベロ（スペイン）、ツアー通算3勝のルーカス・グローバー（米）も参戦予定だ。

　世界中を回ってきたカブレラ-ベロは「韓国にも行ったことがあるし、実際に住んでいる友達もいる。PGAとか政府のアドバイスに従うけど、問題ないと思うよ」とし、グローバーは「参戦する予定だが、心配している。混乱の中、多くの選手を送り出すことは出来ないからね」とコメントした。