国内男子ツアーのABCチャンピオンシップゴルフトーナメント（兵庫・ABCゴルフ倶楽部）は26日、第2ラウンドの競技を行った。しかし、雷雨接近のため12時00分に一時競技を中断すると、15時06分に再開されたが、17時00分に日没サスペンデッドが決定した。そんな中、8アンダー64の好スコアをマークしたフランキー・ミノザ（フィリピン）が、通算11アンダーで暫定首位に浮上。1打差の暫定2位タイにドンファン（韓）、藤田寛之（共に16ホール終了）がつけている。

　通算3アンダー12位タイから出たミノザは、前半だけで6つのバーディを奪うと、その後もバーディを積み重ね、ノーボギーの8アンダー64と猛チャージ。通算11アンダーまでスコアを伸ばし、暫定ながら単独トップに立った。

　また、前週ブリヂストンオープンゴルフトーナメントを制し、2週連続Vと共に大会3連覇を狙う片山晋呉は、現在賞金ランクトップの谷口徹、近藤智弘と同組でスタートした。悪天候の中、前半を1アンダーで折り返すと、後半は3つスコアを伸ばし、5バーディ、1ボギーの4アンダー68でホールアウト。通算5アンダーで前日の35位タイから暫定16位タイへ順位を上げた。

　その他、2アンダー70で回った谷口が、通算7アンダーで暫定7位タイ。片山と同じ暫定16位タイから谷原秀人、深堀圭一郎（共に14ホール終了）、3アンダー69にスコアをまとめた薗田峻輔（杉並学院高校3年）らが追う展開。尚、第2ラウンドの残りは、27日の7時30分から再開する予定となっている。