松山は2オーバー82位発進 谷原、池田、宮里は45位
2017年6月16日(金)午前9:53
米男子ツアーの今季メジャー第2戦 全米オープンが現地時間15日、ウィスコンシン州のエリンヒルズを舞台に第1ラウンドの競技を終了。6名の日本勢は谷原秀人、宮里優作、池田勇太がイーブンパー45位タイ。小平智が1オーバー61位タイ、松山英樹は2オーバー82位タイ、今平周吾は4オーバー114位タイとなった。
5年連続出場の松山はボギーが先行し、3オーバーで迎えた15番パー4のセカンド。残り約100ヤード、ウェッジで放ったショットはグリーンの傾斜で戻り、そのままカップインしイーグルを奪った。しかし、17番でボギーを叩き3オーバー75の82位タイ発進となった。ラウンド終了後に松山は「全体的に良くなかった。ひとつずつ取り返して行きたい」と語った。
谷原は1オーバーで迎えた後半8番でグリーン手前からチップインバーディを決めトータル2バーディ、2ボギーのイーブンパー45位タイ。フェアウェイキープ率も100%(14/14)とティーショットの安定感は抜群だった。2年連続2度目の出場となる宮里は11番で長いバーディパットを沈めるなどトータル4バーディ、4ボギーで初日を終えた。
池田は前半2番ボギー、6番から4連続でボギーを叩き5オーバーで折り返す。しかし後半はショットとパッティングが冴えわたり、バーディを5つ奪い、ナイスカムバックの72とした。池田は「(後半は)大雑把ではないが、アバウトにプレーしようと切り替えた」とコメントした。
今大会初出場となる小平と今平。小平は前半3オーバーとしたが、後半5番バーディ、最終ホールではグリーンの外からパターでねじ込みバーディとし1オーバー73の61位タイ。今平は5ボギー、1バーディの4オーバー75の114位タイとなった。
なお上位陣は、リッキー・ファウラー(米)が7アンダー単独首位、ポール・ケーシー(英)、ザンダー・ショフレ(米)が6アンダー2位タイ、ブルックス・ケプカ(米)、ブライアン・ハーマン(米)、トミー・フリートウッド(英)が5アンダー4位タイとなっている。
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全米オープンゴルフ選手権
1日目 6/16(金) 午後1:00~11:00(再放送)
2日目 6/16(金) 午後11:00~翌午前10:00(LIVE)
3日目 6/17(土) 午後11:00~翌午前9:00(LIVE)
最終日 6/18(日) 午後11:00~翌午前9:30(LIVE)
【解説】佐藤信人プロ、ツアープロコーチ内藤雄士
【現地ラウンド解説】プロキャディ杉澤伸章
※2日目~3日目は最大延長午前11:00まで、最終日は午前11:30まで