ベルンハルト・ランガー（独）が、マーク・オメーラ（米）とのマスターズ王者対決を制した。

　米チャンピオンズツアーのアドミニスタッフ・スモール・ビジネス・クラシック最終ラウンド（現地時間14日、テキサス州スプリング、オーガスタ・パインズGC）は、4打差首位でスタートしたマスターズ2勝のランガーが、安定したショットを武器に8バーディ、ノーボギーの完璧なゴルフを展開。同組で回ったマスターズ1勝のオメーラを完全に圧倒した。

　8月27日に50歳となり、同ツアーまだ4戦目のランガーは、5月にレギュラーツアーのクラウン・プラザ招待 at コロニアルでローリー・サバティーニ（南ア）らとプレーオフを演じただけあって元気いっぱいだ。結局、同ツアー最多アンダーパーの記録に並ぶ通算25アンダーのビッグスコアで、2位のオメーラに8打差をつけてツアー初優勝を飾った。

　地元Vを切望していたトム・カイト（米）が、通算16アンダー3位に入った。なお、日本勢は尾崎直道がこの日6アンダー66と気を吐き、通算5アンダーとしたものの、焼け石に水。67位タイから41位タイに順位を上げるにとどまった。倉本昌弘は通算7オーバー75位で大会を終えている。