J.ラーム「ヨーロッパ人として、勝てれば最高」
2017年7月8日(土)午後2:07
欧州ツアーのドバイデューティーフリー アイリッシュオープン by ローリーファウンデーション2日目が終わり、ジョン・ラーム(スペイン)は通算12アンダー単独3位につけた。
全米オープンでは怒りを抑えることができず、クラブやバンカーレーキを投げるなどプロらしからぬ態度を取ってしまい、結果も予選落ちとなってしまった。しかし今大会のラームは、全米オープン時と比べれば穏やかにプレーしている。
「(米国での)直近2試合はひどかった。興奮しすぎたし、攻めすぎた。それでいて不安感もあった。僕が取った態度については、本当に申し訳ないと思っている。あれ以上ひどいことはない、考え直している」とラウンド終了後インタビューに答えた。
2日目は、1イーグル、6バーディ、3ボギーの5アンダー67で回りトップとは1打差のポジションにいる。前週開催されたHNAオープン・デ・フランスでは10位タイに入るなど調子は上向き。その理由を聞かれ「ヨーロッパに戻ってきたからかな?落ち着けるし、結果も出ている」とラーム。
昨季全米オープン後にプロ転向した22歳のラームは、今年1月に米男子ツアー初優勝。世界ランキングは現在11位で、今大会を制すればトップ10入りも見えてくる。「ヨーロッパ人として、勝てれば最高。ひとつの目標達成となるよ」と優勝に向け意気込んだ。