マスターズチャンピオンたちがバーディ合戦を繰り広げた。

　米チャンピオンズツアーのアドミニスタッフ・スモール・ビジネス・クラシックはテキサス州スプリングのオーガスタ・パインズGCを舞台に、現地時間の13日、第2ラウンドの競技を終了。初日『62』のコースレコードを叩き出し単独トップに立ったベルンハルト・ランガー（独）が、この日も7つスコアを伸ばし、通算17アンダーで首位の座をキープした。

　4打差の2位タイには、8バーディ、ノーボギーの8アンダー64と爆発したマーク・オメーラ（米）と、地元での優勝を切望するトム・カイト（米）の2人が続き、通算10アンダー4位タイにジム・ソープ（米）、トム・パーツァー（米）、ジェフ・スルーマン（米）らがつけている。またチャールズ・シュワッブ・カップ（レギュラーツアーのフェデックスカップポイントのようなシステム）1位の座を前週ローレン・ロバーツ（米）に奪われ、奪還を目指すジェイ・ハース（米）は6アンダー66をマークし、通算9アンダーで前日の27位タイから10位タイに浮上している。

　単独トップのランガーは2度、2位タイのオメーラは1度、マスターズを制しており、最終日はこの2人の息詰る対決が見どころになりそうだ。

　日本勢は上位がスコアを伸ばす中、尾崎直道が2バーディ、2ボギー、1ダブルボギーの2オーバー74を叩いて、通算1オーバー止まり。順位を前日の53位タイからさらに下げ、67位タイに後退。また倉本昌弘も1オーバー73とふるわず、通算9オーバーは76位タイに低迷している。