ローリー・マキロイ（北アイルランド）が最後のメジャータイトルを手にしてから3年。久しくその喜びからは遠ざかっているが、現地時間6日に開幕する欧州ツアーのドバイデューティーフリー アイリッシュオープン by ローリーファウンデーションを前に、今夏控える2つのビッグタイトルに向けて意気込みを語った。

「今年の夏は2つの大きなチャンスがある。バークデイル（全英オープンの舞台）は良いプレーができるコースのひとつ。先週の木曜日にもプレーして、良いプレーをするには何が必要なのか、良い感触が得られたと思う」「そして過去に2勝しているクエール・ホローでのPGA（全米プロゴルフ選手権）がある。PGAツアーで初優勝を飾った舞台でもあるし、この前（2015年ウェルズ・ファーゴ選手権）は7打差で勝つことができた。素敵な思い出もあり、良いプレーをしてきたコース。この2大会は以前の地位を取り戻し、またメジャーで勝っていくうえで大きなチャンスになる」とマキロイ。

　その前に今週は母国でのタイトル防衛がかかるが、再びトロフィーを自宅に持ち帰ることに向けて不安はない。「以前はホームでのプレーには少なからずプレッシャーを感じていた。でも去年はギャラリーの声援を正しい方向で使うことができた。あれは僕のアイルランドオープンのキャリアの中で大きな転換点だったと思う」と世界ランキング4位。プレッシャーを味方につけた現在は自信に満ち溢れている。