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S.ストリッカー、6年ぶりの美酒に涙!
2007年8月27日(月)午前0:00
スティーブ・ストリッカー(米)が最高のタイミングで完全復活をアピールした。
今季から実施されている米男子ツアー、フェデックスカップのプレーオフシリーズ第1戦、ザ・バークレイズがニューヨーク州ハリソンのウエストチェスターCCを舞台に現地時間の26日、最終ラウンドの競技を終了。この日単独首位でスタートしたストリッカーが、崔京周(韓)との息詰るシーソーゲームを制し、2打差をつけて逃げ切った。
今季すでに4度の優勝争いを経験しながら、いずれも最終日にスコアを伸ばせず惜敗を喫しているストリッカーは、この日も出だしでつまずいた。前半はボギーが先行し、13番終了時点でスコアを2つ落とすと、12番で12メートル、15番で15メートルの超ロングバーディパットを次々に沈めた崔にリードを許す。しかし14番からの上がり5ホールで4つのバーディを奪って崔を再逆転。最終18番で約2.5メートルのバーディパットを決めた瞬間、ストリッカーに約6年ぶりの勝利が転がり込んだ。
「厳しい戦いだった。でも楽しかった」と涙で声を詰まらせたストリッカー。デビュー当時はアメリカ期待の星としてもてはやされ、過去3勝を挙げているが、2年前にはシード落ちして戦う場を失い、どん底をさまよったことも。「また勝てるとは思ってもみなかった」と絞り出すように語った言葉には、万感の思いがこもっていた。この勝利でフェデックスカップポイントでタイガー・ウッズ(米)を抜き、トップに立ったストリッカー。40歳のベテランが大舞台で願ってもない完全復活を遂げた。
その他上位は通算13アンダー単独3位にローリー・サバティーニ(南ア)が入り、久々の勝利を狙ったアーニー・エルス(南ア)はスコアを伸ばし切れず、通算12アンダーでマーク・カルカベッキア(米)、ジェフ・オギルビー(豪)と並び4位タイ止まり。通算11アンダー7位タイにフィル・ミケルソン(米)、リッチ・ビーム(米)が入り、世界ランク2位のジム・フューリック(米)は通算5アンダー25位タイで4日間の競技を終えた。
今大会終了時点でポイントランク120位までの選手がプレーオフ第2戦ドイツ銀行選手権に出場する。なお日本勢は今田竜二、丸山茂樹の2人が出場していたが、いずれも予選で姿を消している。
今季から実施されている米男子ツアー、フェデックスカップのプレーオフシリーズ第1戦、ザ・バークレイズがニューヨーク州ハリソンのウエストチェスターCCを舞台に現地時間の26日、最終ラウンドの競技を終了。この日単独首位でスタートしたストリッカーが、崔京周(韓)との息詰るシーソーゲームを制し、2打差をつけて逃げ切った。
今季すでに4度の優勝争いを経験しながら、いずれも最終日にスコアを伸ばせず惜敗を喫しているストリッカーは、この日も出だしでつまずいた。前半はボギーが先行し、13番終了時点でスコアを2つ落とすと、12番で12メートル、15番で15メートルの超ロングバーディパットを次々に沈めた崔にリードを許す。しかし14番からの上がり5ホールで4つのバーディを奪って崔を再逆転。最終18番で約2.5メートルのバーディパットを決めた瞬間、ストリッカーに約6年ぶりの勝利が転がり込んだ。
「厳しい戦いだった。でも楽しかった」と涙で声を詰まらせたストリッカー。デビュー当時はアメリカ期待の星としてもてはやされ、過去3勝を挙げているが、2年前にはシード落ちして戦う場を失い、どん底をさまよったことも。「また勝てるとは思ってもみなかった」と絞り出すように語った言葉には、万感の思いがこもっていた。この勝利でフェデックスカップポイントでタイガー・ウッズ(米)を抜き、トップに立ったストリッカー。40歳のベテランが大舞台で願ってもない完全復活を遂げた。
その他上位は通算13アンダー単独3位にローリー・サバティーニ(南ア)が入り、久々の勝利を狙ったアーニー・エルス(南ア)はスコアを伸ばし切れず、通算12アンダーでマーク・カルカベッキア(米)、ジェフ・オギルビー(豪)と並び4位タイ止まり。通算11アンダー7位タイにフィル・ミケルソン(米)、リッチ・ビーム(米)が入り、世界ランク2位のジム・フューリック(米)は通算5アンダー25位タイで4日間の競技を終えた。
今大会終了時点でポイントランク120位までの選手がプレーオフ第2戦ドイツ銀行選手権に出場する。なお日本勢は今田竜二、丸山茂樹の2人が出場していたが、いずれも予選で姿を消している。