R.マキロイ、マスターズに向け次週米ツアー出場を決意
2013年3月31日(日)午前11:59
悩めるローリー・マキロイ(北アイルランド)がマスターズ(現地時間4月11?14日/ジョージア州、オーガスタナショナルGC)直前に開催される米男子ツアー、バレロ・テキサス・オープン(4月4?7日/テキサス州、TPCサンアントニオ)への出場を決意した。
現在開催中の米ツアー、シェル・ヒューストン・オープン(テキサス州、レッドストーンGCトーナメントC)の3日目を終えて48位タイに低迷中のマキロイは当初予定に入っていなかった次週のバレロ・テキサス・オープンへ急遽エントリーすることを決めた。
「ゴルフの調子は決して悪くない。ただ今の自分に必要なのは実際に競技に出て試合勘を養うこと。ここ数週間考えて、自分にとって何がベストかを模索した結果、実戦を増やすことにした」と説明したマキロイ。
前週の米ツアー、アーノルド・パーマー招待でタイガー・ウッズ(米)が優勝を飾り、世界ランク1位の座に返り咲いたことでマキロイは2位に陥落。今週勝てば再び1位浮上が可能だったが、3日目までは73-70-71の平凡なスコアで通算2アンダー。首位に並ぶスチュワート・シンク(米)とビル・ハース(米)に9打差と優勝は事実上お預けに。
しかし本人は「ショット的には本当に良い状態。良い兆しと手応えを感じている」と語り、「スコア以上の内容」を強調する。噛み合えばあっという間に優勝争いも出来ると本人は訴えるのだが48位タイでは説得力に欠ける。
マキロイにとって本命はもちろん今季メジャー初戦のマスターズでの優勝。果たして直前まで試合に出続けるという本人の選択は正しかったのか? それは本丸のマスターズで明らかになる。