海外女子
メジャー前哨戦にトップ選手そろい踏み 韓国勢を止められるか?
2016年5月28日(土)午後0:00
米女子ツアーのキア・クラシックは現地時間25日、カリフォルニア州のパークハイアット・アビアラGCを舞台に開幕。メジャー初戦のANAインスピレーション(カリフォルニア州ミッション・ヒルズCC ダイナ・ショア・トーナメントC)を翌週に控え、昨季の賞金ランキングトップ100のうち、98人もの選手が揃う最高レベルのフィールドが整った。
昨季の優勝者は、通算20アンダーの大会記録を樹立し、初の米国人覇者となったクリスティー・カー(米)。ロレックスランキング(女子世界ランキング)で14位のカーは、リオデジャネイロ五輪の米国代表選出も濃厚で、今年はまだトップ10フィニッシュがないものの、先週は13位タイに入っている。
一方、昨季からの快進撃が続いているのは韓国勢。今季初戦のキム・ヒョージュから先週のキム・セイヨン、そしてすでに2勝を挙げているハナ・ジャンと、6戦のうち4戦を韓国人が制している。特にジャンは全戦で13位(タイ)以上の結果を出しており、今大会も優勝争いに絡む可能性は高い。
日本からは野村敏京、横峯さくら、宮里美香、宮里藍、上原彩子の5人が出場。野村は今季、韓国人以外で優勝している2選手のうちの1人として意地を見せたい。横峯は先週のJTBCファウンダーズ・カップで日本人最高の20位タイとなっている。