松山、ダボ発進もスコア伸ばして18位タイ J.デイが完全優勝に王手
2016年3月6日(日)午前9:47
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米男子ツアーのアーノルド・パーマーインビテーショナル presented by マスターカードが現地時間19日、フロリダ州のベイヒルクラブ&ロッジで第3ラウンドの競技を終了。午後からの天候悪化予報を受けてスタート時間が早められたこの日、通算15アンダーに伸ばしたジェイソン・デイ(豪)が初日からの首位を堅持する中、松山英樹は1アンダー71で通算6アンダーの18位タイとなった。
2日目を「69」で回って16位タイで決勝ラウンド進出となった松山。この日は出だし1番からダブルボギーと出鼻をくじかれたものの、3番で4メートルを沈めてバーディを奪うと、その後も7番、9番と伸ばして1アンダーに持ち直す。すると、後半は立ち上がり11番でバンカーからの2打目がピンを大きくオーバーし、2パットでボギーが先行。それでも、16番パー5で1つ戻すと、最終18番は5.5メートルの距離からナイスパーで締め、4バーディ、1ボギー、1ダブルボギーの内容で3日目を終えている。
松山は競技後、「スタートから崩れたが、前半は1アンダーで折り返せた。その中でもバーディパットが惜しいところが沢山あったのは少し残念だが、最後しっかりパーセーブで上がれたのはすごく良かった」とこの日を総括しつつ、ショットの手応えについては「昨日よりは良い方向には来てると思うので、今日みたいなショットを打てるように頑張りたい」とコメント。
一方でパッティングに関しては「ラインはあってるけど勢いが足りなかったり、距離が届いたら今度は一筋違ったりで。それは天気とかグリーンに合わせられなかったなと言う感じ」と反省点を語った。「最近バーディ数が少ない」と話すが、1ラウンド当たりの平均バーディ数(4.92)は現在ツアートップタイ。残り18ホールのチャージで首位との9打差をどこまで縮められるか注目される。
初日から単独首位を走るデイは、前半2番でボギーが先行すると、4番、6番とバーディを重ねるも、6番までに4つ伸ばした同組、ヘンリック・ステンソン(スウェーデン)に逆転を許す展開。しかし、ステンソンの7番ボギーで首位に並ぶと、続く8番では15メートルの距離からチップインバーディを決めて再び単独トップに。後半は1バーディ、1ボギーの足踏みながらも、後続に2打差をつけて最終日を迎えることとなった。
通算13アンダーの2位タイにはステンソン、トロイ・メリット(米)、ケビン・チャペル(米)の3人がつけた。そのほか、前日3位のジャスティン・ローズ(英)は通算11アンダー5位タイに後退。出場3試合連続Vを目指すアダム・スコット(豪)は松山らと並ぶ18位タイにつけ、世界ランキング2位のローリー・マキロイ(北アイルランド)は通算1オーバー64位タイに沈んでいる。
【見逃し配信】2015-16アーノルド・パーマー インビテーショナル
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「アーノルド・パーマーインビテーショナル presented by マスターカード」1、2日目生中継!決勝ラウンドダイジェスト!大会3日目の模様は3月20日(日)午後11:00?放送!
3日目 3月20日(日) 午後11:00?深夜0:00(ダイジェスト)
最終日 3月21日(月) 午後11:00?深夜0:00(ダイジェスト)