松山、10位タイに後退も「(優勝)圏内には残った」3打差で最終日へ 2戦連続優勝なるか?!
2017年1月22日(日)午前11:30
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米男子ツアーのノーザン・トラスト・オープンが現地時間20日、カリフォルニア州リビエラCCを舞台に第3ラウンドの競技を終了。松山英樹が3アンダー68で回り、通算9アンダー10位タイで最終日を迎えることとなった。
前日に「67」をマークし7位タイに浮上した松山。この日も1番から3連続バーディと最高の立ち上がりを見せると、7番はボギーとするも8番、9番を連続バーディとし、前半を4アンダーで折り返す。バックナインに入り、10番、13番をボギーとして一時2アンダーまでスコアを落としたが、迎えた14番パー3では1メートル弱に寄せて3日連続となるバーディを奪取。6バーディ、3ボギーの内容で順位は落としたものの、トップとは3ストローク差と2戦連続優勝を視界に捉えている。
「スタートは良かったが、その後は伸ばせなくてしんどかった」とラウンドを振り返った松山。それでも「(優勝)圏内には残ったかなと思う」と視線の先には日本人初となる偉業達成がある。3打差に10人がひしめく混戦模様に「(最終日は)伸ばしていかないといけない。今日は上がり3ホールでバーディパットが入らなかった。良いところでチャンスについてくれているので、それを決められるか」とパッティングをキーポイントにあげた。立ち上がりからバーディを奪ってトップにプレッシャーをかけることが出来るかが重要となりそうだ。
通算12アンダーで優勝に王手をかけたのは、ツアー9勝目を狙う飛ばし屋のバッバ・ワトソン(米)。トップと2打差の3位タイから出たこの日は、3つのパー5全てでバーディを奪うなど、5バーディ、1ボギーの4アンダー67をマーク。昨年6月以来となるトロフィへ逃げ切りを狙う。
通算11アンダーの2位タイには、ダスティン・ジョンソン(米)、ジェイソン・コクラック(米)、チェズ・リアビ(米)が並んだ。さらにトップと2打差の5位タイには、共に「67」で回ったローリー・マキロイ(北アイルランド)、アダム・スコット(豪)、マーク・リーシュマン(豪)ら有力選手がつけている。一方、7位タイから出たチャール・シュワーツェル(南ア)は、2オーバー73とスコアを落とし、通算4アンダー34位タイで後退している。
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3日目 2月21日(日) 午後11:00?深夜0:00(ダイジェスト)
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