【動画】カットライン上で決勝R進出 松山が語る「ファウラーやマキロイとの差」は…
2016年3月2日(水)午後4:40
- この記事のキーワード
米男子ツアーのウェルズ・ファーゴ選手権が現地時間6日、ノースカロライナ州クエール・ハローCで第2ラウンドの競技を終了。松山英樹は1アンダー71で回り、通算1オーバー62位タイで決勝ラウンド進出を決めた。
初日は「74」の101位タイと出遅れていた松山。この日も4番までパープレーが続くと、続く5番からの4ホールはバーディとボギーが交互に続き、前半はイーブンパーとスコアを伸ばせずにハーフターン。それでも後半に入って11番パー4で2打目をピンそば60センチにつけてバーディを奪取すると、続く12番はボギーとしたが、15番パー5で約2メートルを沈めて再びバーディ。トータル4バーディ、3ボギーでホールアウトし、カットライン上で辛くも予選突破となった。
ラウンドを振り返り「ショットに関しては悪いところもあるが、自分のフィーリングの中でこうすれば良くなるという感覚もある」と手ごたえを掴んでいる松山だが、一方で課題は「ショートゲーム」と語る。同じ組で回った「リッキー(・ファウラー)やローリー(・マキロイ)との差はそこなのかな」と世界トップレベルにあと一歩届かない部分を分析する。「100ヤード以内の距離感やグリーンに落ちてからの止まり方を考えて打たないといけない。(二人は)そんなに調子が良さそうには見えないが、しっかりとまとめてくるのは、そのあたりの差がそのままでているのかな」と話した。
一方、75位タイから出た岩田寛は12オーバー「84」と大崩れ。2オーバーで迎えた4番パー4でトリプルボギーを喫すると、7番パー5ではダブルボギーを叩くなど、前半だけで8オーバー。後半最初の10番パー5でもトリプルボギーを喫し、ノーバーディ、4ボギー、1ダブルボギー、2トリプルボギーの内容で3戦連続で決勝ラウンド進出を逃している。
上位はトップタイから出たアンドリュー・ルーペ(米)が1アンダー71で回り、通算8アンダーでリーダーボードのトップをキープ。通算7アンダー単独2位にはロベルト・カストロ(米)がつけている。世界ランキング5位のリッキー・ファウラー(米)は、4アンダー68とスコアを伸ばし、通算5アンダーでフィル・ミケルソン(米)、ダニエル・バーガーらと並び5位タイに浮上している。
世界ランキング10位のジャスティン・ローズ(英)は通算4アンダー11位タイ。連覇を狙うローリー・マキロイ(北アイルランド)は、7番パー5でイーグルをマークするなど、3アンダー69でラウンド。通算2アンダー24位タイとなっている。今季2勝のアダム・スコット(豪)が通算1アンダー35位タイ。一方、ヘンリック・ステンソン(スウェーデン)、パトリック・ロジャース(米)、ジャスティン・トーマス(米)、ジム・フューリック(米)らは予選落ちとなっている。
【見逃し配信】2015-16ウェルズファーゴ チャンピオンシップ
【関連】松山は『74』で101位タイ発進「良いところもあるが…」 岩田は終盤崩れて75位タイ
【関連】松山、マスターズ以来の出場に「内容高めたい」 予選はR.マキロイ、R.ファウラーと同組
【特設サイト】2015-16 PGAツアー
ウェルズファーゴ チャンピオンシップ 放送予定
3日目 5月7日(土) 深夜2:00?翌午前7:00※最大延長午前 8:00まで
3日目 5月8日(日) 午後11:00?深夜0:00(ダイジェスト)
最終日 5月8日(日) 深夜2:00?翌午前7:00※最大延長午前10:00まで
最終日 5月9日(月) 午後11:00?深夜0:00(ダイジェスト)
写真提供:Getty Images