L.コ、7位タイ終戦で年間王者、史上最年少のPOYに! 藍は14位タイ C.カーが今季2勝目
2016年2月24日(水)午後3:59
米女子ツアーの今季最終戦、CMEグループ ツアーチャンピオンシップが現地時間22日、フロリダ州のチバロンGCで最終ラウンドの競技を終え、7位タイとなったリディア・コ(ニュージーランド)が年間王者を含めた3冠を達成。8位タイから出た宮里藍は1つスコアを落とし、通算8アンダー14位タイとなった。
トップと2打差の3位タイから出たコは、前後半ともに1バーディ、1ボギーのイーブンパーで大会連覇はならず。それでも、各賞レースで2位につけていたインビー・パーク(韓)が単独6位となったことで、逃げ切りで2年連続となるレース・トゥ・CMEグローブ制覇を達成。これで100万ドル(約1億2,000万円)のボーナスを獲得し、賞金女王、そして史上最年少でのプレーヤー・オブ・ザ・イヤーのタイトルも手中に収めた。
最終戦前のポイントリセットにより、9人の選手にCMEグローブ制覇の可能性があった中で「特に週末は、(ポイントランクの)上位9人全員が良いゴルフをしていた」と話すコ。「誰が年間王者になるかなんて考えている余裕は無かった」と緊張感のある戦いを振り返った。また、パークとわずか2ポイント差で手にしたプレーヤー・オブ・ザ・イヤーについても「今週の初めに聞かれていたら、最も大きなタイトルはプレーヤー・オブ・ザ・イヤーと答えていたかも」と念願のビッグタイトル獲得に喜びを表している。
トップと4打差でこの日を迎えた藍は、前半で1バーディ、1ボギーと伸ばし切れず。迎えた後半は1オーバーで迎えた13番から連続バーディを奪うも、上り3ホールで2つ落として3バーディ、4ボギーの1オーバー73でホールアウト。惜しくも、2013年4月以来となるトップ10入りとはならなかった。
通算17アンダーで今大会を制したのはクリスティー・カー(米)。1イーグル、3バーディ、1ボギーの内容でゲリナ・ピラー(米)、ハナ・ジャン(韓)を1打差でかわして今季2勝目となる通算18勝目を挙げた。タイトル争いでコとの接戦を演じてきたパークは、この日3つ伸ばすもコを逆転するには至らず。それでも、逃げ切りでベアトロフィ(最小平均ストローク)のタイトルを獲得している。
そのほか、ロレックスランキング(女子世界ランキング)No.4のレクシー・トンプソン(米)は通算14アンダーの単独4位。同No.3のステイシー・ルイス(米)は通算8アンダー14位タイに終わった。日本勢は、ともに50位タイから出た野村敏京、宮里美香が、それぞれ56位タイ、62位タイに順位を落としてシーズン最終戦を終えている。
「CMEグループ ツアーチャンピオンシップ」 全ラウンド生中継!大会最終日の模様は11月23日(月)午後8時?再放送!スマホ・PC・タブレットでも視聴可能!
最終日 11月23日(月) 午後8:00?10:00
写真提供:Getty Images