【動画】松山、逆転ならず単独2位も「そんなに落ち込んでいない」 J.トーマスが今季2勝目
2015年11月22日(日)午後0:35
- この記事のキーワード
米男子ツアーの2017年初戦、SBS トーナメント オブ チャンピオンズが現地時間日8にハワイ州のザ プランテーション コース at カパルア リゾートを舞台に最終ラウンドの競技を終了。松山英樹は3アンダー70で回りながらも通算19アンダー単独2位で大会を終えた。
トップと2打差の単独2位から逆転優勝を狙った松山は、出だしの1番からボギーが先行するなど、前半は2バーディ、2ボギーでイーブンパー。首位を走るジャスティン・トーマス(米)との差が5ストロークに広がる。それでも後半は11番でバーディを先行させると、14番では2打目をチップインで決めてイーグルとし、一気に1打差にまで詰め寄る。
しかし、15番、16番でのバーディチャンスをものにできずパーとすると、難関17番パー4では1.2メートルのパーパットを外して痛恨のボギー。最終18番はバーディとしたが、1イーグル、4バーディ、3ボギーの内容でホールアウトし、2017年初戦を優勝で飾ることはできなかった。
優勝を逃した結果にも「そんなに落ち込んでいない」と話した松山。「15番からのパッティングは初日から合わない部分が今日になって出ているのかな」と、終盤のチャンスを逃したことを悔やんだが「それをなくなるように練習すれば、また勝つチャンスはあると思う」と気持ちを切り替えた。また、収穫もあったようで「ショットは去年まで打てなかった球が打てるようになってきている」と語っており、次戦以降での優勝争いに期待が集まる。
一方のトーマスは、前半を3アンダーとしてリードを広げると4アンダーで迎えた15番パー5では2打目を左に曲げてペナルティーとしダブルボギー。一気に差を詰められたが、17番で1メートルのバーディチャンスにつけるスーパーショット見せて逃げ切った。この勝利で昨年10月のCIMBクラシックに続く、今季2勝目をマーク。ツアー通算3勝目を手にした。
また、昨季大会王者のジョーダン・スピース(米)が最終日に猛チャージ。バックナインの12番から4連続バーディを奪うなど、ノーボギーの8アンダー「65」と圧巻のプレーを披露し、通算16アンダーで3位タイに入った。ダスティン・ジョンソン(米)、パトリック・リード(米)らが通算15アンダーで6位タイ。世界No.1のジェイソン・デイ(豪)は、通算13アンダー12位タイで4日間の競技を終えている。
【関連】「ミスが少なくできた」と松山 単独2位で17年初優勝へ射程圏内 【関連】3打差単独6位浮上! 松山、2017年初優勝に向け好位置
SBS トーナメント オブ チャンピオンズ
最終日後半 1/9(月) 午後8:00?11:00(VTR中継)
【見逃し配信】2016-17SBSトーナメント オブ チャンピオンズ
【放送予定】SBS トーナメント オブ チャンピオンズ
(写真:Getty Images)