ツアー3勝、充実のシーズンも終盤に怪我の不安 ?ジェイソン・デイ?
2017年3月9日(木)午後4:15
2014-15シーズンには自身初のメジャー制覇を含む5勝をマークし、世界No.1の座を射止めたジェイソン・デイ(豪)。世界王者として迎えた2015-16シーズンは終盤に怪我により不安の残すシーズンとなった。
1月にジョーダン・スピース(米)に世界ランキングNo.1を奪われたデイだったが、3月のアーノルド・パーマーインビテーショナル presented by マスターカードでは初日から「66」をマークして首位に立つと、最終日まで守りきり完全優勝。さらに、続くWGC-デルマッチプレーでは、準決勝でローリー・マキロイ(北アイルランド)に1アップで下すと、決勝ではルイス・ウーストハウゼン(南ア)に5アンド4と圧勝。2週連続優勝で世界1位に返り咲いた。
さらに、メジャー初戦のマスターズで10位タイに入ると、“第5のメジャー”と称されるザ・プレーヤーズ選手権では初日にコース記録タイとなる「63」をマーク。単独トップから出た最終日も1アンダー71とその座を譲らず、シーズン2度目の完全優勝を果たした。
そして、ディフェンディング・チャンピオンとして迎えた7月の全米プロゴルフ選手権では、最終日に36ホールのマラソンとなると、「67-67」でラウンド。一時単独トップに抜け出す場面もあったが連覇には1打及ばず単独2位に終わった。それでもシーズン3勝と充実した1年となったが、プレーオフシリーズでは第3戦と最終戦を腰痛により途中棄権。そして、出場予定だったISPSハンダ・ワールドカップ・オブ・ゴルフも欠場となった。
昨季のストロークス・ゲインドでは、パッティングが1位、アラウンド・ザ・グリーン12位、トータルでは1位のスタッツが成績が示すように万全な状態でプレーができれば世界トップの実力を持つデイ。2017年はいかにコンディションを保ちながらプレーすることができるかが鍵となりそうだ。
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