【動画】「良い意味で気楽に」プレーした藍、上原とともに暫定16位タイ発進
2016年12月26日(月)午後0:42
米女子ツアーのカナディアンパシフィック女子オープンが現地時間25日、カナダのプリディスグリーンズG&CCで第1ラウンドの競技を行ったものの、雷雨接近による中断などで進行が遅れ、日没順延が決定。日本勢は宮里藍、上原彩子の2人が首位と4打差の暫定16位タイ、野村敏京、横峯さくら、宮里美香の3人はいずれも暫定46位タイにつけた。
「良い意味で気楽に、自分に厳しくなりすぎないように」初日に臨んだ藍は、後半に3つ伸ばす、5バーディ、2ボギーの3アンダー69でラウンド。後半2番のボギーで一時1オーバーに後退も、5番で長い距離のパットを沈めるなど続く3番から3連続バーディ、さらに7番パー5でも1つ伸ばし、5ホール4バーディのチャージで一気に巻き返した。長い中断があった中でもリズムを崩さず「コースマネジメントもすごく良かったし、アイアンの距離感も良かった」と手応えの18ホールとなった。
また、国内ツアー2試合を経て今大会に臨んだ上原も藍と暫定16位タイ発進。前半12番パー5でイーグルを奪い、後半2番までを1イーグル、1バーディ、ノーボギーとしている。野村、横峯、美香もこの日18ホールを回り切れず、4月以来の今季3勝目を目指す野村は、前半11番から5ホールで3バーディ、2ボギーと序盤出入りの激しい展開だったものの、以降は後半7番までパープレーを続けて暫定1アンダーで競技を中断した。また、この日13ホールをプレーした横峯、11ホールを消化した美香も同じく首位と6打差から上位を目指すこととなった。
7アンダー暫定単独トップにつけたのは、この日ちょうど26歳になったシェラ・チョイ(韓)。後半5番まで7バーディ、ノーボギーと伸ばす一方でリーダーボード最上段を射止めた。1打差暫定2位タイにはステファニー・メドウ(英)、カリーン・イシャー(仏)が並び、連覇を狙う世界女王リディア・コ(ニュージーランド)、アリア・ジュタヌガーン(タイ)らが2打差の暫定4位タイとなっている。
そのほか、4アンダー暫定8位タイにユ・ソヨン、チョン・インジ(ともに韓)、スーザン・ピーターセン(ノルウェー)、ステイシー・ルイス(米)ら。地元カナダでの戴冠を目指すブルック・ヘンダーソン(カナダ)は、野村らとともに暫定46位タイで初日を終えている。
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カナディアンパシフィック女子オープン放送予定
2日目 8月27日(土) 午前7:00?10:00
3日目 8月28日(日) 午前4:00?7:00※最大延長午前8:00まで
最終日 8月29日(月) 午前4:00?7:00※最大延長午後 0:00まで
【放送予定】カナディアンパシフィック女子オープン
【見逃し配信】2016カナディアンパシフィック女子オープン
写真提供:Getty Images