海外男子

ライダーカップいよいよ開幕！　初日フォアサムの組み合わせも発表

2016年10月6日（木）午後4:10

国の名誉と威信、選手のプライドをかけた2年に1度のゴルフの祭典「ライダーカップ」がいよいよ開幕を迎える。現地時間29日、会場のミネソタ州ヘーゼルティン・ナショナルGCに開会式が行われた。

大勢のギャラリーに見守られながらスタートした開会式は、歌手アロー・ブラック氏の人気曲「ハローワールド」で華やかに幕を開け、ジャック・ニクラス氏、トニー・ジャックリン氏という欧米両チームの元主将も登場。その後、欧米両チームの24人が姿を現し、会場全体で先ごろ亡くなったアーノルド・パーマー氏に対し黙祷が捧げられた。

その後、両チームの主将が登壇し、欧州のダレン・クラーク、米国のデービス・ラブが故パーマー氏への思いや大会への意気込みをコメント。そして副主将、チームメンバーが一人一人紹介された。（コメントは一部抜粋）

今大会で初の主将を務めるクラークは「特別なスポーツは沢山ありますが、その中でもライダーカップは特筆すべきもの。欧州を代表してプレーする、それを一言で表すことは出来ませんが、プライドという言葉になるでしょう」とスピーチ。紹介されたメンバーは同タイプのサングラスで揃え、チームワークを高めている印象だった。

対するラブは「結果はどうなろうとダレンとの友情は変わりません。友情はさらに強まると思います。それがライダーカップというものです。この大会はパーマー氏に捧げます」とコメント。タイガー・ウッズ含め、副主将も豪華な顔ぶれとなったチームを紹介し、覇権奪回への気概を感じさせた。

開会式の最後には初日午前のフォアサム組み合わせが発表。マッチ1から主力ペアのぶつかり合いとなるなど、開会式もペアが発表される度に大きな歓声が起きる盛り上がりとなった。