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マッチプレーは何が起こるかわからない!? 「ギャンブルショットが生まれるのがマッチプレーの醍醐味」

2016年2月18日（木）午後0:32

9/30（金）に開幕する米国選抜vs欧州選抜の対抗戦「ライダーカップ」。その歴史と魅力について、ゴルフネットワークで解説を務めるタケ小山氏が全５回にわたる「ライダーカップ講座」を開講。これを読めば、あなたもゴルフ仲間にちょっと自慢できる「ライダーカップ通」になれるかも？

一か八かのプレーがたくさん見られるのがマッチプレー

ストロークプレーよりマッチプレーの方が実力差が出にくいし、より均衡化されます。そのため、勢いのある若手やゲーム巧者が勝ったり、実力よりもプラスαの部分が出てきます。

ストロークプレーと違ってマッチプレーは後先がないので、このホールを落としたら終わるってなると、どんな状況からも一発狙って打っていく。ストロークプレーの場合はダブルボギー、トリプルボギーになる可能性があれば安全に打てるところに出しますが、マッチプレーの場合はそのホールを獲るか獲られるかの勝負です。

たとえ劣勢の状況でもギャンブルショットで1ホール持っていくっていうのがマッチプレーの醍醐味。だからスーパーショットが生まれるのもマッチだし、ダメなショットが出るのもマッチ。一か八かのショットがいっぱい見られるのが面白いですね。

※次回講座は最終回「フォアサムとフォアボール」についてです。

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タケ小山プロフィール

1964年生まれ。プロゴルファー・ゴルフ解説者。米国でゴルフ場所属のプロゴルファーとして18年過ごし、日本帰国後その豊富な知識と経験でゴルフネットワークのPGAツアー・メジャー中継などの解説を努めている。また、3年連続となる「2016日本シニアオープン」に出場するなど、プロゴルファーとしての活躍もみせている。