2017年9月にPGAツアーチャンピオンズが日本初開催 トム・ワトソンが会見に登場
2016年10月18日(火)午後5:45
米国PGAツアーのシニア部門にあたる「PGAツアーチャンピオンズ」は、18日(火)都内で記者会見を行い、同ツアー日本初開催となる「JAPAN AIRLINES Championship」を2017年9月8日(金)から3日間にわたり千葉県の成田ゴルフ倶楽部で開催することを発表した。
会見には、PGAツアーチャンピオンズのプレジデントであるグレゴリー・マクローリン氏のほか、世界ゴルフ殿堂入りメンバーでPGA TOUR通算39勝、メジャー8勝のトム・ワトソン氏、日本プロゴルフ協会の倉本昌弘会長、日本航空株式会社代表取締役の植木義晴氏、株式会社アコーディア・ゴルフ取締役常務執行役員の野中貞徳氏らが登壇。
マクローリン氏は、過去20年にわたって同ツアーの国際的展開を図っており、今回112年ぶりにリオオリンピックでゴルフが復活した2016年に、2020年五輪開幕を控えている東京での新規大会開催を発表できることを嬉しく思うと話し、今大会はPGAツアーチャンピオンズの年間王者が決まるチャールズ・シュワブ・カップのプレイオフシリーズ前週に開催される重要な大会になると述べた。
PGAツアーチャンピオンズには、マスターズ覇者のベルンハルト・ランガーをはじめ、ミゲル・アンヘル・ヒメネス、ウェス・モンゴメリー、ビジェイ・シン、デービス・ラブ・III、フレッド・カプルスら、世界ゴルフ殿堂入りメンバー34名を含む数多くのメジャーチャンピオンが参戦しており、またスティーブ・ストリッカーやデービット・トムズも来年50歳を迎えツアーメンバー入りする見込みだ。
会見に出席したワトソン氏も、PGAツアーチャンピオンズで14勝を挙げている。ワトソン氏は日本のゴルフに対する熱意に敬意を表するとし、「1957年のワールドカップで中村(寅吉)さんと小野(光一)さんがチャンピオンになったことで、日本のゴルフ文化がジャンプスタートした。そこから発展したのではないか」と述べた。最後には「来年お邪魔するのを楽しみにしています。倉本さんをやっつけたい(笑)」とコメントし、会場を沸かせていた。
大会はジュニアや女性ゴルファーも参加できるプロアマ戦も含め、2017年9月4日からの日程で行われ、PGAツアーチャンピオンズメンバー60名のほか、8名の日本人招待選手も含めた68名のプロが出場することが発表されている。