海外男子

D.バーガーがツアー初優勝　2位タイにP.ミケルソン　D.ジョンソンも上位に食い込む

2015年12月17日（木）午後2:19

　米男子ツアーのフェデックスセントジュードクラシックが現地時間12日、テネシー州のTPCサウスウインドで最終ラウンドの競技を終了。3打差の単独首位から出たダニエル・バーガー（米）が逃げ切りでツアー初優勝を飾り、通算10アンダーの3打差2位タイにフィル・ミケルソン（米）らが続いた。

　午後1時より荒天による3時間の中断を挟んだ最終ラウンド。バーガーは再開後の1番でボギー発進も、前半のうちに1アンダーまで伸ばして単独首位のまま折り返す。後半は10番でボギー先行もそこから悪い流れを引きずらず、14番で約10メートルのロングパットを沈めるなど重圧をはねのけるように3バーディを重ねてフィニッシュ。5バーディ、2ボギーの「67」にまとめた昨季新人王が念願の初トロフィを勝ち取っている。

　ミケルソン、ダスティン・ジョンソン（米）ら強豪も、優勝こそならなかったが翌週の全米オープンへ弾みのつく結果を残した。首位と3打差から3季ぶりの白星を目指したミケルソンはバックナインで3つ伸ばす3アンダー67。2月のAT＆Tペブルビーチプロアマに次ぐ上位フィニッシュを全米オープンでのキャリアグランドスラム達成につなげたい。

　全米オープンで昨季惜敗の雪辱を期すジョンソンは、前日8打差18位タイから通算9アンダー5位に急浮上。1アンダーで迎えた後半、16番でチップインイーグル、最終18番でチップインバーディを奪うなど「29」を叩き出し、1イーグル、6バーディ、1ボギーの7アンダー「63」で4日間を締めくくった。

　そのほか、スティーブ・ストリッカー（米）、ブルックス・ケプカ（米）もミケルソンと並ぶ2位タイ。通算8アンダーの6位にツアー4勝のブライアン・ゲイ（米）が続き、通算7アンダーの7位タイにはノ・スンヨル（韓）、ラッセル・ヘンリー（米）が並んだ。

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