好調の松山がメジャー初制覇に挑む! 宮里、池田らも参戦
2016年4月19日(火)午前8:32
米男子ツアーの今季メジャー第2戦、全米オープンが現地時間16日、ペンシルベニア州のオークモントCCを舞台に開幕。大会史上最難関コースに松山英樹、池田勇太、宮里優作、谷口徹、谷原秀人の5人が挑む。
同コースで全米オープンが開催されるのは今年が9回目で大会史上最多。過去8試合のうち4日間をアンダーパーでプレーしたのは23人のみ。07年大会はアンヘル・カブレラ(アルゼンチン)の優勝スコアが5オーバーという超難関コースだ。名物ホールである3番ホールと4番ホールの間にある、長さ100ヤード幅40ヤードの「教会の椅子」と呼ばれる巨大なバンカーに捕まるとパーオンさえままならなくなり、全米オープン史上最も長い8番ホールのパー3は288ヤード、12番のパー5は667ヤードと距離も長く、最もタフなセッティングだ。
優勝スコアがオーバーパーになる可能性もあるなか、日本勢で優勝争いに食い込める可能性があるのはやはり松山だろう。今季の「ウェイスト・マネージメント・フェニックス・オープン」で米ツアー2勝目を挙げ、4月の「マスターズ」では7位タイに入るなど大舞台でも強さを見せており、日本人によるメジャー制覇に期待がかかる。
松山のほか、日本地区予選から勝ち上がって出場する池田勇太、宮里優作、谷口徹、谷原秀人にも注目だ。練習ラウンドをこなした宮里は「本当にこのコースはタフでアンジュレーションが利いていて、グリーンも速い。初めてやるテイストのコースですごく難しい」とコースの難しさに四苦八苦した様子。「ティーショットは日本ツアーの方が狭いから気持ちよく打てるけど、問題はグリーンです。形状をしっかり把握したい」と先ずは予選通過を目指す。
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その他にも、ディフェンディング・チャンピオンのジョーダン・スピース(米)、世界王者のジェイソン・デイ(豪)、メジャー5勝目を狙うローリー・マキロイ(北アイルランド)、生涯グランドスラムに王手をかけるフィル・ミケルソン(米)、ツアー屈指の飛ばし屋バッバ・ワトソン(米)などそうそうたる面々がフィールドに集結。全米オープン史上最もタフなセッティングと言われている超難関コースでしのぎを削る。
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全米オープンゴルフ選手権 放送予定
初日 6月16日(木) 午後11:00?翌午前10:00
2日目 6月17日(金) 午後11:00?翌午前10:00
3日目 6月18日(土) 深夜0:00?翌午前9:00※最大延長午前10:00まで
最終日 6月19日(日) 深夜0:00?翌午前9:30※最大延長午前10:30まで