リッキーとマキロイにも熊本復興の応援を頼んだ松山 「少しでもテレビに映って勇気を与えたい」
2016年5月26日(木)午後1:43
- この記事のキーワード
第5のメジャーと称されるザ・プレーヤーズ選手権がいよいよ開幕。世界ランクNo.1のジェイソン・デイやマスターズ以来の出場となるジョーダン・スピース、同ランク3位のローリー・マキロイ、ディフェンディング・チャンピオンのリッキー・ファウラーら強豪選手が揃って出場。そんな中、日本勢で唯一の出場となる松山英樹はある特別想いを込めてこの大会に挑んでいる。その想いとは自身もチャリティーイベントなどに積極的に参加している熊本地震の復興支援のためだ。
地震発生の直後に日本に帰国した松山は「集まった義援金を本当に困っている人のために支援できるようにしたい」と自ら足を運んで神奈川県の藤沢ジャンボゴルフでチャリティーサイン会を行った。また、先週行われたウェルズファーゴ チャンピオンシップからは「熊本 九州 We are with you」、「Action for 日本」とメッセージが書かれた缶バッジをキャップにつけ、キャディバッグにも刺繍を施して臨んでいる。
そして、松山自らが色んな選手にバッジの着用を提案し、手渡してサポートを頼んでいるという。影響力のあるマキロイやアダム・スコットはドライバーのヘッドカバーに、母方に日本人の祖父を持つリッキーはキャップにつけてプレーをしている。
それに対して松山は「僕たちゴルフをやっている人間からしたら、何か少しでもそういうものがテレビに映って、勇気を与えられたらなと思ってプレーをしてるので。テレビに映るように、頑張るのが一番大事かなと思いますね」と素直な想いを自分の言葉で語った。
ザ・プレーヤーズ速報!!LIVE FROM
「ザ・プレーヤーズチャンピオンシップ」に関する情報を臨場感あふれるリポートでお届けする特別番組をお届け。注目選手の記者会見の模様やラウンド前後のインタビューなど、おなじみのリポーター・解説陣がマスターズの魅力に迫る。
写真提供:Getty Images