37歳のM.フレイザーが5年ぶりツアー優勝! L.スミンは失速
2016年3月2日(水)午後3:00
欧州、アジアン両ツアー共催のメイバンク選手権マレーシアは現地時間21日、マレーシアのロイヤルセランゴールGCを舞台に最終ラウンドの競技を終了。マーカス・フレイザー(豪)が3アンダー68で回り、通算15アンダーで5年ぶりとなるツアー通算3勝目を挙げた。
この日単独首位で迎えたイ・スミン(韓)と3打差の単独2位でスタートしたフレイザー。3番でバーディを奪うと、5番でもバーディパットを沈め前半を2アンダーで折り返した。後半、3メートル以内のパットを決め続けたフレイザーは、14番でもバーディパットを沈めると、17番で3メートルのクラッチパットをしっかり決め、通算15アンダーの首位タイで最終ホールへ。イと並んで迎えた最終18番をしっかりとパーセーブし、2010年以来となるツアー通算3勝目を手にした。
「今は自分でもビックリしているし、最高の気分だ」と振り返った37歳。「プレーの途中でまだチャンスはあると感じていた」と15番までは2打遅れをとっていたものの、「とにかく深呼吸をして自分のゴルフに徹するよう自分自身に言い聞かせたんだ」と勝利への執念を見せた。
一方のイは前半3つのバーディを奪うが、2番と6番でボギーを叩くなど、前半を1アンダーでハーフターン。出入りの激しいゴルフは後半も続き、13番でバーディを奪うも、16番と18番で痛恨のダブルボギーを喫し、通算13アンダーでミゲル・タブエナ(フィリピン)と並ぶ2位タイで大会を終えた。
そのほか、最終日4位タイでスタートした川村昌弘は2バーディ、3ボギーの1オーバー72とスコアを伸ばせず、通算9アンダーでラーフル・ガンジー(インド)、ピーター・ユーライン(米)と並ぶ9位タイでフィニッシュ。レース・トゥ・ドバイ3位のダニー・ウィレット(英)は通算2アンダーで45位タイとなっている。
「メイバンクチャンピオンシップ マレーシア」最終日再放送の模様は24日(水)午後9:30?お届け!スマホ・PC・タブレットでも視聴可能!
最終日再放送 2月24日(水) 午後9:30?翌0:30