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オーガスタの魔女が微笑むのは!? ビッグネームがずらり、最終日は早起きをして場所取りへ

2016年2月21日（日）午前10:03

現地オーガスタナショナルGCよりお届けする「植村啓太が行く！in Augusta」最終日直前のレポートをお送りします。

マスターズが開催されているオーガスタナショナルGCは「世界一のゴルフ場を作りたい」と球聖ボビー・ジョーンズとコース設計家のアリスター・マッケンジーが元々は農園だった土地に作ったコースで、のどかなオーガスタの街中にあります。

観光地のように宿泊施設が充実しているわけではないので、選手や関係者、ギャラリーも数名で近隣の民家を借りて過ごすという人も多いようです。

「オーガスタはアトランタから車で2時間で行ったところの田舎町、普段は誰も来ないような場所です。マスターズの週は何十万人の人が訪れるとあってレストランにいくと、どこのお店でもだいたいマスターズウィークメニューというのがあります。クリスマスによく見るような高額な特別メニューが多いです。この週を盛り上げようとしているのか・・儲けようとしているのか・・そんなところも面白かったです」

（写真：植村啓太「オーガスタの街並み、本当に綺麗です！」）

「そして、いよいよ最終日ですね！今日は朝の4時半に早起きをして、良いところに場所取りをしたいと思います。1日で何万人というギャラリーが来るので試合を見るのも大変です。とにかく人、人・・・人だらけなので、どこかに椅子をおいて観戦してます。 3日目、松山選手はスコアを落とす展開となり残念でしたが、最終日は頑張って欲しいですね。最終日は面白い試合になりそうです。ビッグネームがここまで揃うのはなかなかないと思います。見ていると半分は運ではないかと思うくらいです。昨日も感じましたが、数十センチで戦っているプロの世界はすごいです。誰が勝つのでしょうか、それでは最終日の観戦に行ってきます！」

『オーガスタには魔女がすむ』と言われるように、これまでも最終日に悲劇のドラマがいくつもありました。記憶に新しいのは、昨年のジョーダン・スピース。最終日の前半を終えて2位に5打差をつけていたのに、12番パー3で2度池に入れて連覇を逃す結果に。2011年には初日からトップを快走していたローリー・マキロイが最終日にまさかの「80」とスコアを崩し、グリーンジャケットを手にすることはできませんでした。

今年は初のマスターズ制覇を狙うジャスティン・ローズ、セルヒオ・ガルシア、リッキー・ファウラーに加え、歴代優勝者のジョーダン・スピース、アダム・スコットらビッグネームがずらりと並んだ。現地も大いに盛り上がりそうですね。白熱の優勝争い、グリーンジャケットを手にするのは果たして！？

（写真：Getty Images）

植村啓太プロフィール（K’s アイランドゴルフアカデミー主宰）

【はじめて！ゴルフ?目指せ120切り?」に出演中の植村啓太さん】

1977年5月27日生まれ。大場美智恵プロや服部道子プロをはじめ、現在まで多くのツアープロのコーチを担当する。２００５年には自身が主宰する「K's Island Golf Academy」をオークラランドゴルフでスタート。その後、メンバーシップアカデミーの「K’s Island Golf Academy代官山スタジオ」をオープン。

2012年には、「K’s Island Golf Academy Publica Malaysia」をマレーシアにオープンし海外進出。ゴルフ誌、ゴルフ番組をはじめ、ファッション誌やDVDなど幅広いメディアで活躍している。