川村、7打差10位タイで週末へ N.ホルマンが首位を守る
2016年2月10日(水)午前10:14
欧州、アジアン両ツアー共催のメイバンクチャンピオンシップ マレーシアは現地時間19日、マレーシアのロイヤルセランゴールGCを舞台に第2ラウンドの競技を終了。ネイサン・ホルマン(豪)が6アンダー65で回り、通算13アンダーの単独トップを守るなか、川村昌弘は通算6アンダー10位タイで大会を折り返した。
初日を8位タイで終えていた川村は、1番をバーディとするなど4番までに2アンダーとスコアを伸ばすも、6番でボギーを叩き、前半は1アンダー。後半も10番から連続バーディを奪うなど、波に乗っていくかと思われたが、その後は2つスコアを落とし、4バーディ、3ボギーの1アンダー71でホールアウト。それでも通算6アンダー10位タイに踏みとどまり、上位進出の可能性を十分に残している。
一方、初日にノーボギーの「64」を叩きだしてトップに立っていたホルマンは、この日も2番から連続バーディを奪うなど立ち上がりからスコアを伸ばし、前半を3アンダーでハーフターン。後半は13番でバーディが先行した直後の14番で今大会初のボギーを喫するが、続く15番から3連続バーディとし、7バーディ、1ボギ?の内容でホールアウト。最高の位置で決勝ラウンドを迎えることとなった。
欧州ツアーではオーストラリアPGA選手権を制して1勝を挙げているホルマン。次なる目標に海外での1勝を挙げ「地元で優勝することができたので、次なる目標は海外での勝利だ。それだけに、こんなに早く目標を達成するチャンスに恵まれて良かった」と虎視眈々とトロフィを狙っている。この日のプレーぶりについても「折り返して3、4打のリードがあることが分かった時は若干緊張したけれど、自分自身をよくコントロールできた」と満足の様子で、残り36ホールでの逃げ切りを狙う。
トップと2打差の単独2位にはリチャード・ブランド(英)。通算8アンダー3位タイには、ダニー・ウィレット(英)、ジョージ・カンピーヨ(スペイン)、ミゲル・タブエナ(フィリピン)らがつけている。昨季の国内ツアー賞金王・金庚泰(韓)はイーブンパー71とスコアを伸ばせず、通算5アンダーで、ルイス・ウーストハウゼン(南ア)らと並び12位タイに後退。マーティン・カイマー(独)は通算2オーバー102位タイで予選落ちを喫している。
「メイバンクチャンピオンシップ マレーシア」3日目の模様は今日この後お昼12時?生中継!スマホ・PC・タブレットでも視聴可能!
3日目 2月20日(土) 午後0:00?4:00
最終日 2月21日(日) 午後0:00?4:00※最大延長午後8:30まで