海外女子

LPGA開幕戦　美香、野村がトップタイ発進！　藍、横峯は出遅れ

2016年4月18日（月）午前8:58

　米女子ツアーの今季初戦、ピュアシルクバハマLPGAクラシックが現地時間28日、バハマのオーシャンクラブゴルフコースを舞台に開幕し第1ラウンドの競技を終了。宮里美香、野村敏京が5アンダー68で回り、トップタイに立った。

　2012年以来となるツアー優勝を狙う美香は、インスタートの11番から3連続バーディと幸先の良い滑り出しを見せると、15番からの4ホールでも3つスコアを伸ばし、6アンダ?でハーフターン。バックナインは6番のボギー以外パープレーと我慢の展開が続いたものの、6バーディ、1ボギーの内容で初日を終えた。

　この日の美香は、フェアウェイキープ率78.57％、パーオン率は83.33％とショットが安定。前半はパットも好調だった。今季はリオデジャネイロ五輪出場を目標の1つに掲げているが、現在のロレックスランキングは日本人2番手の38位と出場圏内。レベルの高い米ツアーで順位をキープしていく必要があるが2016年最初のラウンドは最高の結果となった。

　一方、こちらもインスタートとなった野村は、15番までに3つのバーディを奪うなど、3アンダーで後半に突入すると、バックナインでも3バーディ、1ボギーとアンダーパーのラウンド。トータル7バーディ、2ボギーでホールアウトし、美香、ポーラ・クリ?マー（米）、チャーリー・ハル（英）、アリソン・リー（米）、カトリオーナ・マシュー（スコットランド）、アシュラン・ラムジー（米）らと並び、リーダーボードのトップで2日目を迎えることとなった。

　その他日本勢は、上原彩子が3バーディ、3ボギーのイーブンパー73で45位タイ。横峯さくらは、前半こそイーブンパーで折り返したものの、バックナインで3ボギーと失速し、1バーディ、3ボギー。宮里藍も前半で喫した3つのボギーが響き、ともに2オーバー75の78位タイと出遅れている。

　昨季メジャー1勝のブリタニー・リンシコム（米）が3アンダー70で10位タイ。昨年の新人王キム・セイヨン（韓）は、3バーディ、1ボギーの内容で、ブルック・ヘンダ?ソン（カナダ）、アサハラ・ムニョス（スペイン）らと並び、2アンダー71の18位タイにつけた。また、ロレックスランキング（女子世界ランキング）No.2のインビー・パーク（韓）は7オーバー80の大叩きを喫し、ホールアウト後に棄権となっている。