地元の21歳、H.ポーティアスがツアー初V! 南ア勢歴代2番目の若さで欧州優勝者に
2016年4月7日(木)午前11:38
欧州ツアーが南アサンシャインツアーと共催するジョバーグ オープンが現地時間17日、ロイヤルヨハネスブルグ&ケンシントンGCのイーストCを舞台に最終ラウンドの競技を終了。地元南ア出身の21歳、ハイドン・ポーティアス(南ア)が通算18アンダーで抜け出し、欧州ツアー初優勝を果たした。
ザンデル・ロンバルド(南ア)、アンソニー・ウォール(英)と首位に並んで最終日に入ったポーティアス。出だしからの7ホールでパーが続く間にロンバルドに2打のリードを許したものの、直後9番から同選手が6ホールで3ボギーを叩いたことで逆転。以降は14番、18番のバーディで寄せ付けず、2打差逃げ切りで手にした悲願の初トロフィに「ここに来るまで多くの汗と涙を流してきた。今の気持ちは伝えられないよ」と大きな喜びを表した。
これで前週大会のブランドン・ストーンに続き、2週連続で地元南ア勢の若手が欧州ツアー初白星をマーク。21歳と193日での勝利は、南ア勢としては2004年のチャール・シュワーツェル(20歳と103日)に次いで2番目に若い記録となった。
ラウンド中盤の遅れが響いたロンバルドは通算16アンダーの単独2位。同じくトップタイから出たウォールは、この日「68」をマークしたビヨーン・アケッソン(スウェーデン)らと並ぶ通算15アンダー3位タイに終わった。それでも、ウォールは3位タイに入った4人のうちで世界ランキング最高位に入っているため、ポーティアス、ロンバルドとともに全英オープンへの切符を手にしている。
そのほか、2014年覇者のジョージ・クッツェー(南ア)はこの日5つスコアを伸ばし、通算11アンダー13位タイに浮上して4日間を終えた。前週からの2週連続優勝を目指したブランドン・ストーン(南ア)は通算8アンダー28位タイ。「74」と苦戦したアーニー・エルス(南ア)は通算5アンダー44位タイとなっている。
「ジョバーグ オープン」全ラウンド放送!最終日の模様は18日(月)午後13時30分?リピート放送!スマホ・PC・タブレットでも視聴可能!
最終日1月18日(日) 午後13:30?(リピート放送)
写真提供:Getty Images