キム・ヒョージュが逆転でツアー3勝目飾る 野村は13位タイ 美香は「67」で15位タイに
2017年3月14日(火)午後1:03
米女子ツアーの今季開幕戦、ピュアシルク バハマLPGAクラシックが現地時間31日、バハマのオーシャンクラブGCを舞台に最終ラウンドの競技を終え、3位タイから出たキム・ヒョージュ(韓)が逆転優勝。野村敏京は13位タイ、宮里美香は15位タイで4日間を終えた。
ツアー3勝目を飾ったキムは前日に最終ホールでイーグルを奪い、トップと1打差の好位置でこの日をスタート。前半4番から3連続バーディを奪うなど、前半のうちに4つスコアを伸ばした20歳は、後半でも12番から立て続けに3バーディとその勢いを止めず。16番でのこの日唯一のボギーも直後の17番ですぐさま取り返し、8バーディ、1ボギーでホールアウト。フェアウェイキープ率は100%、パット数も27に抑える巧みな試合運びで開幕戦のトロフィを掲げている。
日本勢トップの13位タイからスタートした野村は、前半のうちに4バーディ、1ボギーと伸ばして3アンダーで前半を折り返す。10番からバーディ先行となった後半は、そこから14番、16番と伸ばすも17番ボギーで一歩後退となり、7バーディ、2ボギーの5アンダー68で通算12アンダー。最終日は順位こそ上げられなかったものの、初戦から今季の活躍に期待の持てる内容を見せた。
19位タイからスタートの美香は、前半1番からイーグル発進。以降も4バーディを重ねて前半6アンダーのチャージをかけたが、後半は13番でのバーディから後が続かず。17番ボギーでペースを落としはしたが、1イーグル、5バーディ、1ボギーで今週最高の「67」をマークし、通算11アンダー15位タイに順位を上げている。。
この日4つ伸ばした宮里藍は通算2アンダー54位タイ。3アンダーで迎えた後半2番から連続ボギーを叩いたが、直後に連続バーディで持ち直す粘り強さを見せると、最終9番バーディで良い形で大会を締めくくっている。そのほか、イーブンパーで回った横峯さくらは通算1オーバー72位タイに入った。
トップと2打差の2位タイは、前日首位タイのアンナ・ノルドクビスト(スウェーデン)と昨季覇者キム・セイヨン(韓)、ステイシー・ルイス(米)の3人。長らく優勝から遠ざかっているルイスは、これで過去11か月間で7度目の2位(タイ含む)フィニッシュとなった。また、初日から首位タイを続けていた19歳、チャーリー・ハル(英)は2アンダー71で通算14アンダー8位タイに順位を下げている。
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最終日再放送 2月01日(月) 午後7:00?9:00