欧州男子

欧州初V目指すJ.ヴァン・ジルが暫定トップ地元南ア勢が上位占める

2016年7月22日（金）午後0:05

　欧州＆南アサンシャインツアー共催のザ・ＢＭＷサウスアフリカンオープンｈｏｓｔｅｄｂｙシティオブエクルレニは現地時間7日、南アフリカのグレンダウワーGCを舞台に第1ラウンドの競技を行ったものの、雷雲接近の影響により競技途中でサスペンデッドが決定。翌朝6時30分からプレーが再開されることとなった。

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　暫定首位に立ったのは地元南ア出身のジャコ・ヴァン・ジル。前半のうちにノーボギーの4アンダーと安定感あるプレーでリーダーボードを浮上すると、後半は出だし1番からバーディ、イーグルとチャージ。終盤は伸び悩んだものの1イーグル、6バーディ、1ボギーの7アンダー65でツアー初白星へ好発進を切った。

　サンシャインツアーでは13勝を数えながらも未だ欧州で勝ち星のない36歳は「最初の数ホールは風もほとんどないし、気温も低くて良いコンディションだった」と前半に伸ばせた要因についてコメント。「南アフリカの選手にとっては特別な一週間だから皆力を出し切ってくると思うけど、ここで初勝利を飾れたら何よりだね」と待望の欧州初Vへ意気込みを見せている。

　1打差の暫定2位はショーン・ノリス（南ア）。さらに1打差の暫定3位タイにキース・ホーン、ジェイブ・クルーガー（ともに南ア）が入り、母国のナショナルオープン制覇を目指す南ア勢が上位を占めた。4アンダー68の暫定5位タイにはトロフィ奪還を狙うレティーフ・グーセン（南ア）ら6人が続く。

　昨季レース・トゥ・ドバイ3位のブランデン・グレイス（南ア）は3アンダー69で暫定11位タイ。大会5勝を誇るアーニー・エルス（南ア）は1オーバー73の暫定65位につけている。一方、前回覇者のアンディ・サリバン（英）は2つのダブルボギーを叩くなど苦戦し、3オーバー75の暫定107位タイと出遅れ。早くも大会連覇に黄信号が灯った。