海外男子

川村、金庚泰が2打差8位タイ発進！　単独首位はN.ホルマン

2016年1月4日（月）午前10:51

　欧州、アジア両ツアー共催のメイバンクチャンピオンシップマレーシアは現地時間18日、マレーシアのロイヤルセランゴールGCで第1ラウンドの競技を終了。7アンダー64をマークしたネイサン・ホルマン（豪）が単独首位に立ち、川村昌弘は5アンダー66で8位タイにつけた。

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　日本人選手で唯一参戦の川村は、インスタートの11番から連続バーディと幸先の良い立ち上がり。その後は後半4番までパープレーと我慢の展開が続いたが、迎えた5番から3連続バーディで上位陣を猛追。ボギーフリーの「66」で首位と2打差の好スタートを切った。

　今大会が欧州ツアー今季初戦となる川村。昨季大会では初日から76-75と苦戦し予選落ちとなったものの、新たな開催コースでの今大会は初日から上々の滑り出し。昨季の欧州ツアーではアジアン、南ア・サンシャインツアーと共催のアフラシアバンク・モーリシャスオープンでの5位タイが最高だが、欧州初勝利も視野に2日目以降もペースを落とさず走り続けられるだろうか。

　また、昨季の国内ツアー賞金王・金庚泰（韓）も川村と並ぶ8位タイ。こちらも5バーディ、ノーボギーと安定感あるプレーで好位置につけた。一方、国内ツアー開幕戦のSMBCシンガポールオープンを制した宋永漢（韓）は2バーディ、2ボギーのイーブンパー71で67位タイと出遅れている。

　トップに立ったホルマンは7バーディ、ノーボギーと圧巻の内容。昨年12月には欧州＆豪州ツアー共催のオーストラリアPGA選手権で欧州初勝利を挙げているが、このまま逃げ切りで今季2勝目となるか。ホルマンを1打差で追う2位タイには2週前にツアー通算4勝目を手にしたダニー・ウィレット（英）やアレクサンダー・レヴィ（仏）ら6人が並んでいる。そのほか、ルイス・ウーストハウゼン（南ア）は4アンダー67の16位タイ。マーティン・カイマー（独）は宋と並ぶ67位タイとなった。